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1ヶ月のアメリカ出張_結果編①リモートワーク

1ヶ月のアメリカ出張を終え、日本の生活も落ち着いてきました。
ここで、アメリカのことを整理しなければ、いきっぱなし、やりっぱなしになりますので、ちゃんと自分たちなりに棚卸ししていこうと思います。
結果として想定していなかったアメリカ出張の成果などもあったので、それらも含めて今後まとめていきたいと思います。
なお、アメリカで仕事をされている方や、よく出張をされている方からしたら当たり前過ぎて何も面白くないと思いますが、私達の整理なのでお許しください。笑

まず、目的ですが、以下のように考えていました。
ーアメリカ出張の目的ー
・究極的に東京から離れたアメリカからでも日本でしている仕事を進められるか、リモートワーク大実験
・ライフスタイル事業におけるBLUE NUTSの次の商品のアイデアを深める、アメリカのライフスタイルに浸透させたい日本製商品の市場調査
・アメリカと日本でできる新たなビジネスの種の創造
・夫婦の人生プランとWAREHOUSEの長期的な事業計画のブラッシュアップ
・完全プライベートな家族旅行
一つ一つ整理していきたいと思います。

まず1つ目の「究極的に東京から離れたアメリカからでも日本でしている仕事を進められるか、リモートワーク大実験」です。
結論としては、できるけどスピード感はなくなる、でも別にそれでいいじゃない、です。

アメリカでは時差が場所によって14-17時間あります。
ざっくりと日本時間の朝9時がアメリカの夕方です。なので日本時間の9-15時くらいまでがアメリカとMTGできる時間です。日本の9-15時は、アメリカでは16-25時となり夕飯と風呂が重なります。
その夕飯と風呂などに費やす3時間程度を差し引くと、日本とタイミングの合う6時間から、3時間ひかれ、正味3時間程度しかバッチリ噛み合う時間がありませんでした。
ですが、この実験により別の観点からとても良い気持ちの変化がありました。
それは、「メリハリをつけること、そして誰もそんなに急いでないということ」です。
サンフランシスコで働いている知人も、夕方3時や4時には仕事を切り上げて、サーフィンや家族との時間を大切にし、家族が寝てから必要があれば作業はする、ということでした。もちろん土日に作業をすることもあると。
また、別の方は、夕方17時以降はアメリカ人はメールなど仕事の連絡は返ってこないですね笑、と言っていました。
本当にオンとオフのメリハリがしっかりしているなと感じました。
早く帰るために朝は7時くらいから働き、夕方4時には渋滞に巻き込まれるから帰る人も多いそうです。LAは1年で10日ほどしか雨が降らないお天気な地域なので、雨が降ったら打ち合わせも中止らしいです。笑
日本のようにダラダラ仕事したり、相手からの連絡はすぐに返す!みたいなこともなく、やるときはやるし、必要ないときは別に急がない、というスタンスです。
リモートワークの実現可能性ではなく、そもそも仕事に向き合うというスタンスの部分で、とても良い刺激が有りました。
どうしてもクライアントから受けている仕事をしていると、問い合わせや相談が来たらすぐに返したくなりますし、打ち合わせはできれば会って行いたいなと思います。
日本でサラリーマンをしていたときには、「メールより電話、電話より会いに行け」なんて言われたときもありましたし、それが染み付いていました。仕事ができる人間はメールの返信がとにかく早い、このようなことも聞きます。
でも、別にそんなに急ぐ必要ある?と。その会議物理的に車で出社してまで出る必要ある?と。
もちろん、本当に大切なこと、急なことは車を飛ばしてでも会社に行くようですが、とにかく効率性を重視し、そのメリハリがすごいなと思いました。これは仕事が全てと思っていないからだそうで、他のことも仕事と同じくらい重要なんだから、家族との時間は家族、そうはっきりしているだけなのだそうです。
このように書くと、外資系は厳しいはずでは?とか思う方もいらっしゃるかと思いますが、多分アウトプットにはとてつもなく厳しいからこそ、このメリハリなのだと思います。
とにかく以下が行動に染み付いています。勉強になりました。
・効率性/生産性
・優先順位
・メリハリ


次回はライフスタイル事業に関する結果、成果を書きたいと思います。

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