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和レゲエ数珠繋ぎ-第39回- hiotoko

兵庫県 hiotoko
アーティスト名  もんた よしのり
曲名 ハラ・ラッパ
発売年 1976年


初めましてdj活動を神戸でしておりますhiotokoと申します。

昨年の10月18日にお亡くなりになられた、門田頼命氏のfirst albumを紹介します。作詞作曲のほとんどをご自身で、編曲はチト河内さん。
バックにはトランザムメンバーや横田年昭など完成度の高さが窺える顔触れです。レアグルーブとしても間違いない曲多数ですが、特筆するなら、和レゲエ曲 ハラ・ラッパ🎺
歌詞にも将棋を指すなど和レガエ満載な上、76年だとジミークリフ氏が来日するよりも前です。当時のfolkrockの中でもいわゆるレゲエの気持ちいいリズムを早くに取り入れてる点がこの後のもんた&brothersに繋がるのも当然。
もう一曲、こんがりトンガは南の島国に寄せた思いをレゲエで、初志貫徹な音楽通じての神戸愛な♪神戸に朝が来たなど聞いてほしいアルバムです。たくさんの和物音楽がありますが、変換期として80年代入る前のドラムは土臭くて好みの音色が多い気がします、掘り下げてみるのも発見!?僭越ながらrespect込めて紹介させて頂けて感謝。合掌

14:02 〜「ハラ・ラッパ」
20:06 〜「こんがり トンガ」

♨︎

hiotokoさん、ありがとうございました!
和レゲエの縁が広がり早速ゲスト登場です。

第36回mingさんから続き、もんたよしのりをおかわり。その間に訃報があり今まさに掘り下げたいタイミングでした。神戸出身のhiotokoさんから導かれたのか、本日はもんたよしのりの誕生日。新年1発目、第39回です。

まずは、紹介していただいた和レゲエ2曲を収録したアルバム「ホライゾン」からもう1曲ピックアップします。

27:37〜「旅が今始まる」

この曲もよく聴くとレゲエアレンジが散りばめられています。中盤の29:09の辺りを聴いていただきたいのですが…これはBOB MARLEY「I Shot the Sheriff」の引用?そうなってくるとイントロのフレーズもどことなく「Get Up Stand Up」のように聴こえてきました。和レゲエにおいて、やはりBOB MARLEYの影響が強かったんだなと感じます。

1枚のアルバムで3曲も…となると気になるのは編曲家。「ホライゾン」は全曲チト河内が編曲を担当しています。チト河内和レゲエファンにはお馴染みの編曲家。もんたよしのりチト河内、2人の好みが昇華されたアルバムなのかなと想像しました。

第34回OZAさんが紹介してくれた根津甚八「火男」でもチト河内の仕事を聴くことが出来ます。改めてチェックしてください!

今回のアルバム「ホライゾン」76年のリリース。お馴染みのビッグチューン「ダンシング・オールナイト」のリリースは80年。そして第36回のアルバム「DING DANG」83年のリリース。

では、その間は?と聴いてみると…
81年リリースのアルバム「Half&Half」から
ゆるかやかな和レゲエが見つかりました。タイトルは「I Want You」

ここでの編曲はもんた&brothers、自分たちで担当。やっぱりお好きですね。

この他にも、もんたよしのりレゲエ曲は存在するので探してみてください!

最後にこの機会に触れておきたい話題を…
もんたよしのりの訃報を聞いた10月、彼を惜しむこんな記事を見ました。話しているのは大橋純子

当企画をご覧の皆さまなら2人がデュエットする7インチを持っている方も多いのでは?そして11月には大橋純子の訃報。闘病していたとはいえこのタイミングとは…。大橋純子にもレゲエ曲はあるので今後登場するでしょう。となると当企画としてはこのタイミングではスルー出来ず。レゲエ曲ではありませんが2人のデュエットを1曲載せておきます。

楽曲が後世に引き継がれていくよう祈り、今回は終了します。

ありがとうございました!
本年もどうぞよろしくお願いします。

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