はじめに
私は現在第三高等学校に所属している大学生である。
はて、高校に所属している大学生とはどういうことか、と言えば第三高等学校とは旧制三高、つまり現在の京都大学にあたる。なぜこのような書き方をするかと言えば、そういう趣味である。第二中学校というのもつまりはそういうことである。
せはしい街からやってきた私はこの京都で自由な時間を謳歌していた。授業は出席点などありはしないし、勉強さえすれば単位はくる。気が向けば読書をし、毎日のように友人と飲んでは二日酔いで目が覚める。
しかしどうも今現在、世の中はえらいことになっているようだ。いわゆる新型コロナ、というやつだ。テレビのない部屋ではネットだけが頼りだが、どうにも世の人々は鬱屈としているらしい。何を言おう私もその一人だ。
わざわざTwitterではハキダメアカウントを作り、思ったことを垂れ流してきた。正直に言えば自己満足でそれでよかったのではあるが、ある友人からクレームが来た。
という訳で、始めることになった次第である。つまりこの場所は、この友人ただ一人のために捧げられたものである。
ちなみに私のツイートは、本当に思ったことを呟いているだけなのでなんでも口を挟むだろう。むしろ思考ノートに近い。考えたことをどこかに残しておくのも悪くはないだろう。
なにぶん私は今忙しい。随分と暇そうにはしているが。偉そうに厭世的な顔をしていても、この世でまとも生きていくつもりである。
さて、今日は令和2年05月1日である。4月が始まる前に5月が始まった。
いつか、誰かがこのサイトを見た時、私はどうなっているのだろうか、この国はどうなっているだろうか。
ただ一つわかるのは、黒歴史扱いにはなるであろうということである。