この業界には2種類の人間がいる
大卒で入社した広告代理店ですが、とにかく愉快でおかしな人がたくさんいました。
「広告業界って変な人か、ど真面目な人ばっかりなんだよ」なんて言葉も聞いていまして、「いやいや、そんなわけなかろう」と思っていたんですが、あながち間違いでは無かったのかもしれません。
何にでも異様に興味を持つ人、常に笑いを追い求めている人、睡眠を取るという概念を持たない人、思想言動の危ない人、嘘しか言わない人、女の子にしか興味の持たない人、
自分がハワイに行きたいが為に、毎回撮影のロケ地案にハワイを入れる人。(その人は最大で年に3回仕事でハワイに行ったそうです。)
「今日中まででにご提出します」といい24:00あるいは翌9:30までに仕上げる人。
、、、etc.
思い返せば話足りないくらいにいろいろな人がいましたね。まあ実はどこもそうなんですかね。
入社した時にはグループ会社も合同で研修があり、全体で約200人超の新人達で一緒に研修を受けました。
みんな大学を卒業したばかり、わいわいウェイウェイきゃぴきゃぴとみんなで仲良く研修を過ごしました。
そこでも個性豊かな同期にたくさん出会えた訳なんですが、
ある日の研修で隣になった人は特に変わってました。
見た目は普通の女の子でしたが、
趣味はゲイバーに男友達を連れて行いくことで、その男の子がお姉さん方に可愛がられている様子を見ながらお酒を飲むのが楽しみだそうです。
彼女に「研修眠いね」なんて話をした時は、
「眠い時はミンティアを定規で粉々に砕いて、それを鼻から吸うとスッキリするよ!私はよくやる!!めっちゃキマる!!」と明るく話していました。
その話は軽く流させてもらいました(笑)
彼女はそんな信じられない話や学生時代のやんちゃな話をたくさんしてくれました。
その後、(危ない人だと思ったので笑)特に彼女には連絡先も聞かず、名前も忘れました。
研修最終日に同期200人程で大きな懇親会みたいなのがあったのですが、
なんと彼女はくじ引きの1等でアップルウォッチをもらっていました。
(あのおかしな人、豪運でもあるのかぁ。やっぱこの業界は変なやつが多いんだなぁ)と私は心の中で思うのでした。
まあ、そこから配属され、さらに多くの方と関わり合う中で、もっと驚かされる人にたくさん出会うのですが、それはまたのお話ということで。
おわり
わらびー(Twitter)