成田山の二股大根:0141
成田山にて、二股大根が供えられているのを見かけた。
大本堂の左手、重要文化財の釈迦堂(1858年建立)の隣、小さな白い社。聖天堂だ。祀られてあるのは、大聖歓喜天。聞いたことない神様だ。
お社の左右に、このように二股大根の絵馬が供えられている。
お隣茨城住まいだから、道祖神に生の二股大根を供えられている風景はよく見かけるが、まさか石の絵馬になっているとは。
祀られている歓喜天様は、「夢をかなえるゾウ」シリーズのガネーシャさんと同じ起源をもつ神様と言われていて、
日本では女性の御御足(おみあし)を思わせるような美しい二股の大根を好むと逸話があり、お供えされているらしい。(歓喜天様を調べてみると、色々な逸話のある神様で、ネットだけで判断するのは中々奥が深いくらいだ。)
女性にちなむと言われるものの、絵の大根たちはどことなくユーモラスでほっこりした。
見かけた絵馬から二股の大根を描いてみた。
育ってきた環境からか、やはり普通の大根と違って、お供え物という気がする。
みんなのフォトギャラリーに登録してあるので、ユーモラスなお願い事など、ご自由にお使いください。
【参考:成田山ボランティアガイド安西無恕さんのサイト】