「できる」と「できない」|訓練後期へのつなぎ方
こんばんは、わらしです。
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最近バドミントンよりの記事やTwitter投稿ばかりだったので、今日はAT(アスレティックトレーナー)らしい記事です。
指導現場で直面する課題|動作評価
指導では、動作評価が求められます。
動きをみて、何がどうなっているかを主観的、客観的に評価すること
です。
この際には、運動実践をするそばでどこに着目して、何を改善すればいいのか、を選手に潜り込んで判断する必要があります。
その際には、リハビリ中の選手であれば、どんな手術をしたのか、いつからリハビリをしているのか、どのような炎症が残っているのかなどの情報をまるっと頭に入れて、その現状の前提条件を理解する必要があります。
「できない」理由を考察する
上記のように、動作評価が必要な中で、なぜできないのか、を考えることが非常に重要です。
この理由が論理的に考えられるのか、あるいは直感的に判断できるのかが、トレーニングを遂行する上でとても重要となります。
痛みでできないのか、そもそもその動きができないのか、運動自体のイメージがないのかなどを捉える必要があります。
それがリハビリテーションの軸となる動きの場合は、その段階づけを細かく考える必要があります。
リハビリテーションでは、訓練前期から訓練後期の過程がとてもあっさりと書いてあります。
しかし、この過程は非常に重要で、ADL(日常生活動作)ができるようになってからのリハビリテーションは、「トレーニング」の要素が強くなるのです。
トレーニングに入るということは、教科書通りにやるだけでは、強度や種類が足りないことがとても多くなるということです。
この運動の細かな変更や変化を捉えること、ちょっとした重心の変化や意識次第でできない、ができるに変わることもあるのです。
この変化をいかに捉えることができるか、が勝負と言っても過言ではありません。
「できる」ための道筋と動作設定を構築する
できない、をできるようにするためには、その段階づけが必要です。
段階付けという言葉が広まっていますが、これをとても小さな階段と捉えることが非常に重要です。
具体的に言えば、1cm足幅を広くすることや、角度を1度調整することを含めて細かく変化をつけることです。
段階付けが大味だと、その選手のトレーニング変化がみられずにできないまま終わってしまうこともあります。
このような段階付けの細かな変化と、できないことに対する変化を捉えることが重要です。
訓練後期は【トップダウン】型思考優位になる
訓練後期以降で必要なのは、最終的なパフォーマンスから、動きをいかにチャンクダウンさせるかです。
その塊をいかにときほぐして、トレーニングとして細かくできるかを考えることが求められます。
常にパフォーマンスの変容を考えて、一つ一つの動きを丁寧に提示して、動作評価をして、毎日のトレーニングに寄り添えることが大切なのだと思います。
今日はここまで。
10分短いです。
本文のみだけで10分です。
テンプレ部分はカウントしておりませんでした。
ご了承くださいませ。
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それでは、また。
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●藁科 侑希(わらしな ゆうき)
大学教員として、教育・研究現場で活動中。また、スポーツ現場でもトレーナーやコーチとして活動。選手や学びたい人にとって、最良のアドバイザーであることをモットーに、肩書きにとらわれない現場目線のサポートを模索中。 #西野亮廣エンタメ研究所 サロンメンバー
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【保有資格】
博士(スポーツ医学 筑波大学)
日本スポーツ協会公認バドミントンコーチ3
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツコーチ
日本障がい者スポーツ協会公認中級障がい者スポーツ指導員
日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツトレーナー
NSCA認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト
NSCA認定パーソナルトレーナー
高等学校教諭専修免許(保健体育科 茨城県)
中学校教諭専修免許(保健体育科 茨城県)
赤十字救急法救急員