注意力
今朝、通勤時にみかけた光景なのですが、杖をついた目の不自由な方に、中学生が歩道ですれ違いざまにぶつかってしまったようで、中学生男子はぺこりと頭をさげていたのですが、それは・・・
声を出して、ごめんなさい!と、言っていたのであればよいのですが、窓を閉め切っていた車からみたので、声がでていたかどうかは確認できませんでした。
ごめんなさいと言っていたとしても・・・正面から杖をついている人がきたのに、どうしてぶつかっちゃったんだろう?
下をみていたか、よそ見をしていたか、考え事をしていたか。
45度ぐらいの角度で、謝罪のお辞儀をしていたので、悪い子じゃないと思うのですが、気づかなかったのだろうか・・・・
かつて、手紙の出し方がわからず、鉛筆でかいた宛名、差出人名はかかずに、切手も貼らず、封もせず(開いたままの状態)で、ポストに入れた高校生がいました・・・・
たしかにメール(今はLINE)などの、電子なやりとりで、文書というものを自分でポスト投函はしたことがない子供は少なくないでしょう。仕事をしてはじめて、郵便局に行ったり、切手を貼ったりすることがあるのかもしれません。
スマフォをスライドすれば、調べることができるのに、切手を貼ってポストに入れるということを知らなかったんだなあ、と思いました。
もちろん知っている子もいますが、これって、親やまわりの大人の責任じゃないかなって思います。いつも、自分で考える。調べてみる。やってみる。こういうことを小さい時からさせていると、判断能力や、物事の処理能力が高くなっていくと思うんです。
あれしろこれしろと、頭ごなしに言うだけで、親が全部レールをしくと、
なんにもしらない、なんにもできない、なんにもかんがえない
大人になってしまうということは想像に難くありません。著しく一般常識を欠く大人に会ったことがあります。そのときも思いました。20歳を過ぎたら大人なので自分の責任だとはおもいますが、きっと親になにも教わらなかった、親が全部お膳立てをして、ただ、はいはいということをきいて、人形(ロボット)のような生活を強いられてきたんだろうなと
経験は宝
机上の勉強だけじゃなくて、たくさんいろいろな経験をした人は強い。
子供たちをみていると、親の姿と育て方が見えてくるなあと思った
真夏の一日でした。