
ポジティブのすすめ
日本海側や西日本はまれにみる大雪で大変な状況、くれぐれも落雪などにお気を付けください。
さて、日々過ごしていて強く感じることがあります。おそらく一般のガチ日本企業で外国人が日常いないところなら感じる機会も少ないかもしれません。
私が今いる環境は半分半分(日本人と外国人の比率)、というより日々8時時間以上いっしょにいるのが海の向こうの西欧の方、サポートするのも赤道以南の西語圏の方、西アジア、プライベートは北アジア、中近東など様々な国の人とやりとりをしているので、日本人のすばらしい点や残念な点をひしひしと目の前にコントラスト強い絵画をみているような感覚で捉えることになります。
そういうこともあって米帰国子女系ゆーちゅーばー(Kevin’sEnglish Room)とか、トッポギ侍(日・韓ゆーちゅーばー)、デポちゃん、ジェホtv(日本に住んでいる韓国人)、クリギン(日本人とアメリカ人英語で食リポ等)をよくみて、あるある!そうそう!と胸のつかえをとってもらっています。
世界中、文化の違いはあれど、日本はやはり独特。謙虚な部分はすばらしいけど、ネガディブ傾向が強いことが多いなあ。
あるとき友達のカナダ人♂があかちゃんを抱っこしていました(奥さん用足し中)。するとゲップとともに白い液体をおくちから吹き出しちゃいました。その液体はカナダ人パパのお召し物に地図を描いてくれました。
おそらく、ですけど、いや今まで見た傾向からくる想像でお話しますと、日本人の場合やさしく見積もっても「あーあ・・汚れちゃった」とか「〇〇ちゃん、こぼしちゃったねー」とか、もちろん乳児を叱責することはなくても、おもいがげず訪れたプチ不運をしょうがないね、って受け止めたりするかなと思うんですが
なんとカナダ紳士の言った一言は
”Oooops, thank you! Good luck!”
とのたまわれたのであります。
おっと、ありがと!幸あれ(がんばれ)!
ってかんじ。
そのとき、おおおおおおお!まさにポジティブな受け止め方やなあ!と思いました。
15年以上も前の事ですが。そこから仕事で世界中の方と共にやりとりをする機会が増え、今は日々接している中で思うのは、西洋、南米はじめ世界は特にポジティブに捉える方が圧倒的に多いということでした。
なにか新しいことが目の前に登場しても「自分にできるかしら・・・できなかったらどうしよう」という言葉を聞いたことはない!
ちょっと大変そうだけどやってみるよ!難しい時は助けてくれ!
とか
なんとかなるさ!(なんくるないさーは沖縄、けんちゃなよは韓国)とにかくチャレンジだ!あたらしいことはワクワクするよ!
と、前向きに捉える声が圧倒的(というか少なくとも私は西洋南米のネガティブ方向性を聞いたことがない)☜ひとりふたりじゃないです。3ケタ以上、日本在住、海外いずれも
どこの国この性格、という限定はもちろんありません。日本人でもかなりポジティブな人もいます。ただ、傾向ってありますよね。また文化的な思考の違いもあります。
その部分を鑑みて観察、分析したところ
日本人の中で謙虚さが悪い方向に転じた場合、なんでもネガティブに考えてしまう傾向に。これは残念だ!謙虚だったり人に親切なのはすばらしいんだけど、問題がおこったり人生に迷った時に、ポジティブに捉えながら進んだら、日本人の底力が最大限発揮され、技術力の高さのみならず、精神力のすばらしさにもつながっていくのになあ。
と思った次第であります。
※ただしスポーツ選手はポジティブな方が増えていると思われます。ストイックからポジティブに。それが高成績につながっていると勝手に思っています。
興味深いのは仏教だったり神道だったり日本に根付いている宗教的思想もネガティブじゃなくポジティブな教え(感謝しましょう、悪いことはいわないようにしましょう、言霊があるのでつねに良いことを口にするようにしましょう)なのですが、はやり謙虚さと周りにあわせようとする協調性が、ネガティブを導いてしまうのかもしれません。
なにか間違っても、今回は間違ったけど次は間違わないようにがんばろう!(前向き)テストがうまくいかなかったけど、きっとなにか意味があるんだ(実際そのことで違う道に行って成功した例あり)、一見マイナスにみえたけど、それを転機に良い方に進んだ!(災い転じて福)
というように、ポジティブに捉えることで福を呼ぶ
おにはーそと! Devils Out!
ふくはーうち! Good Luck in!
なのであります。
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