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誕生日と言えば
日本はケーキかな?でもそれって昔っからのじゃないよね。お祝いっていうとお赤飯だから、誕生日はお赤飯かな?
んー。この間卒業式でってお赤飯いただいたけど、お!珍しいっておもっちゃったぐらいだから、一般家庭でお赤飯炊くとかあまりないんじゃないかなって思いまして。
ってことは、誕生日といえば?っていう質問を日本人にきくとケーキって答えるかもしれないね。今は
誕生日といえばわかめスープ。刑務所からでてきたら豆腐。って、え??あー!ってわかった人はなかなかですな。
なぜ誕生日にわかめスープを飲むかというと、出産の後は体力が必要なので回復する目的で栄養を摂る意味でわかめスープを飲むという理由と、あとは、自分を産んでくれたおかあさんに感謝の意味を込めて、出産時を思い起こすのです・・という理由があるのだそうです。
素敵な習慣だなあと思いました。それから結婚式。大邱(テグ)での結婚式に出席しましたが、新郎が新婦のおかあさんをおぶって会場を一周するんです。ずっと面倒みますよ!大事にしますよ!という意味があるそうで、私が出席した友達のおかあさんは小柄で細かったので、新郎もそんなに大変そうじゃなかったかんじでしたが、もし大柄のおかあさんで、新郎が小柄だったら、大変だろうなあ・・・ヒーハー言っちゃうよね?って言ったら、結構そのパターンなくもないよ、なんて話をききました。
走っている間中、場内からは拍手喝采、カジャカジャ!って掛け声が聞こえてきます。これもとても感激しましたね。そしてそのおかあさん、日本語はまったく話せないので、日本から出席してくれた娘の友達の手を両手でしっかり握って、笑顔で挨拶してくれました。
情に厚い人たちだなあと思いました。
そそっかしくて、すぐにむきーっ!ってなることもありますが、心は実に優しいという印象です。暖かさが伝わってきました。そして面倒見がよい。人が良くて騙されやすいってのもあって。
なので、ああ損しちゃうなあ、って思うことも多々あり。でもね、しっかりはっきり、ちがうの!こうでこうでこうだから!!って言うと、ちゃんと聞いてくれるんです。日本はわりと聞く耳もたないって場合が少なくないと感じることもあるんですが、この国の人々は、ぶつかっても理屈が通っていたり納得すれば、なるほど!ってなることも多いんですよ。
だいたい世界中いろんな国があっても、議論がへったくそなのが日本ですね。討論することに慣れてないから、付和雷同は得意だけど、自分の意見を理路整然と表明するということに慣れてないからだと思います。
ただ文句つけても意味ないからね。
と、わかめスープとおすしをいただきながらそんなことを考えました。あ、誕生日といえば御寿司?ってのはありかな。
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