雨が降れば思い出す
本日は当地方は雨にて、傘なしで濡れてまいりました。
基本、傘はささない習慣があって(もともと晴れ女なのであまり必要なく)
今日も少々濡れましたが、なんつーことはありません。
雨といえば、いつも話に出てくるカナダ人♀は雨女です。
彼女と会う日は、かならーずといっていいほど雨。
BBQの日なんか、私と彼女の力比べのよーに、んがーーーと
私が上がっているときは晴れて、ちーん・・・エネルギーレスになると
雨が降るという・・・
科学的根拠はまったくありませんが、晴れ女雨女現象って(晴れ雨男も)
あると思います。ちなみに小学校の遠足で雨が降ったことは一度たりとも
ありませんでした。
カナディアン雨女さんですが、いったらきかないという性質をお持ちで
(まあ、外国人にこのタイプは少なくないです)だれがなんといおうと
絶対曲げない!
あるお花見の日、カナ雨(以下省略)は自転車で花見会場に現れました。
そこまではよかったんですが、花見中に雨が降ってきまして、三々五々解散していきました。カナ雨も帰ろうとしていたのですが、大雨の中、チャリで帰ろうとしているではないか。
まわりのみんなは、チャリおいてタクシーで帰って、明日晴れたら
取りにくれば?(花見会場から自宅まで車で5分、徒歩20分程)と説得するも、やだ!ぜったいチャリに乗って帰る!と、ボリショイサーカスの
クマのよーにチャリにまたがり、ずぶぬれになりながら帰っていきました。
すると、次の日メールがきました。
「熱、でた」
そりゃーでるっしょ?え?あんな冷たい雨の中、しかも大雨。
だれが考えてもそうでしょ?え?
でも、言ったらきかないので、皆もがんばってチャリ置きを勧めてみましたが、最後は根負けして、勝手にすれば・・・的な空気に囲まれていました。
ただ、私は黙っていません。
「だーかーらーーー!チャリおいてけっていったやろがーーー!!!
日本は安全だから、盗まれねーよ!!!そんなに簡単に!!!」
すると、心細げな声で
「・・・・・Nuのイタコト、ただしカタね・・・サムカタ
今度から、タクシのる・・・」
いつも言い張りん坊なカナ雨ですが、このときばかりは、肺炎に
なりかかったので、自分の無謀さが身に染みたようです・・・。
彼らの思考体験スタイルは「やってみないとわからない」
日本人でもそういう人いますけど、やってみなくても推測できるでしょ
ってことは、少なくないと思います。
まあ、身をもってわかったでしょう。さすがに、長い間の日本暮らしで
前よりは、日本的生活を送っていると、信じたいところです・・・
(最近会ってません。なぜか仕事が変わるたびに、直後に見かけるという
ミラクル現象はあるのですが)
日本に生息する困ったちゃんの数十倍の大変さで、まわりを巻き込む
カナ雨ちゃん。他にもまだまだエピソードあり。
※ちなみに、彼女が外国の代表選手みたいなもんで、大なり小なり
異国人びっくり仰天話は、あちこちに転がっている模様です。