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Rの涙
世の中には裏と表があって、人間も裏表のある人がいる。私は特に裏表のある人間に超嫌悪感を抱く。だれだって裏表人間は好きじゃないと思うけど。
不器用でも正直にまっすぐ自分をさらけ出せる人の方が、一緒にいてほっと落ち着ける。友達でも同僚でも。
いい人のふりをして実は腹黒かったり。みんなのためにしている体で実は自分のことしか考えていなかったり。思ってもいないことが口から流れるような人には距離を置く。
そういう人との仕方ないかかわりは、大人なので表面だけの付き合いになる。その昔、神父さんが言っていた。役者でも悪役やる人の方がいい人だったりする。主役の人が裏でとんでもなかったり。
政治家なんか嘘八百平気でいえる人たちが驚くほど多い。そうじゃなく、正義漢でがんばってる人はつぶされたりする。目の上のたんこぶだから。
人間だから罪は犯す。だれでも。sinとguiltyの違いとは?guiltyは法律上の罪、sinは宗教上の罪。倫理的、道徳的、人道的な罪といえる。人の悪口言ったらそれはsin。
たとえば正当防衛が成立せず、人に危害を加えてしまって有罪となったらguiltyだが、状況によっては情状酌量の余地があるので、再審請求をして無罪になることもあったり。法で裁かれるのがguilty。
人のことを陥れて、不幸にしたなどはsin。いじめ、パワハラ、セクハラ、モラハラはもちろんsinだが、証拠で証明できればguiltyになりうる。
一方的に人の心を傷つけたりしたらsin。だから、人間はだれでもsinという罪は犯している。大事なのは反省して悔い改めることで、人間は生まれ変われる。取税人マタイやマグタラのマリアは罪びとだったが、イエスキリストの弟子となって、布教し、人々を救おうとした。自分が罪を犯したからこそ、罪の重さを実感し、人としてどうあるべきかを深く考えることができたんだろう。
人の目にさらされる人たちは、そこに本当の姿が投影されているかどうかは本人と天のみぞ知る。霊感ある人とか占いしならわかるかもしれないけど。
真実を見抜く力を兼ね備えていれば、身近な「嘘」も見抜くことができる。嘘を見抜く天才は子供と動物。
彼らは金銭的な利益や打算がないから、純粋な目線で人を見抜く。自分を嫌いな人には近づかないし、外見に騙されない。
大人になると目が曇るから、いろんなことに騙されてしまう。うわべだけのフェイクに翻弄される。
Rさんの涙は、いろんな思いがあって自然に流れた涙に見えた。
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