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バイアスを捨てろ!

人間は動物よりも理性的であると思われているかもしれませんが、より感情的で感覚的な生き物でもありますね。

ある感情に支配されたときにバイアスというものが判断を狂わせることがあります。

自分のことはかわいいですからね。無防備なままで、なんら攻撃をしていないのにもかかわらず、相手から一方的に攻撃をしかけられたと感じた時に、その相手に対して、好意や親しみなどは感じる隙間もなく「敵意」であるとか「警戒」という防御網が自分を包みます。

するとその網はバイアスというすだれをかけて、自分の視界を遮ってくるわけです。すると見るべきものが見えなくなったり、見たくないという現象が起こります。

まあ、人間ですからね。仕方ないです。一方的に攻撃をしかけたれたら、構えます。それが本能です。

だがしかし、本能に支配されず、理性をもってしてうまくコントロールすることで、最終的に自分を正しい形で守ってあげることができるのです。

バイアスを持ったままの状態で、宣戦布告を目の前にすると、どうしても受けて立ちたくなりますので、そうではなく、なぜ相手が無防備なこちらを刺激してくるのかを考えてみます。

たいてい、そういう場合、こちらになんの非もなく、たんなるとばっちりであったり、相手に問題があるため、たまたまもらい事故だったり。

雨の日に横を通った車の水しぶきがかかってきたりするアクシデント的なものであることが多いのです。

これも、ちょっとしたコツで避けることができます。雨の日に歩行者の横を徐行してくれるジェントルマン(ウーマン)なんて、むしろレアケースかもしれません。大概、歩行者に気づかずに走行してしまうことが少なくないでしょう。

ただ、自分が経験したことがあれば、歩行者に気づいた瞬間に徐行することができます。反対に、一度そういう経験をしていれば、雨の日に後方から車の音が聞こえたら「水しぶきをかけるに違いない」と想定し、傘を横にずらすことで、水しぶきから逃れることができます。

また「雨の日は濡れる」ことを覚悟していれば、何らかの水害にあったとしてもそれはあたりまえであり、ハプニングにならないため、不快に思うことを避けることも可能なのです。

つまり、いつ何時誰かがなにかをしてくるかもしれない。特に知らない人はこちら対して未知数なわけで、何が琴線で何を不快に思うかを知るはずもないので、無意識に何かを投げるかもしれない。

そう思っていれば、相手がたとえなにか不本意な言動や行動を起こしたとしても、その人間のバックグラウンドや心理を想像し(わからなくてもよい)、自分に非がないのだから、きにしなくてよい。

と、事実だけを心に留めておけばよいのです。

すると、あるとき、なぜ、その初対面の人が、不快で不可解な行動や言動をとったかがわかる日が来るのです。不思議と。

※だいたいそういう人程、攻撃が防御とばかりに、自分自身が怖いという人が起こす行動様式だったりします。

ですから、感情に支配されないように、しかし感動は忘れないように、心をうまくコントロールしてくことが、上手に楽しく生きられる術を得られるものだ

と、思いました。

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