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大人になると友だちができない?

私は社交的でなく、友だちが多いタイプとはとても言えないのですが、それでも大学生までは友だちが自然にできていたような気がします。

しかし、その後は会社で働いていたり、大学院にいたり、アルバイトをしていたり、海外にいたり、無職だったり……、いろいろな状況におかれましたが、友だちはできづらくなりました。

でも、今、自分で事務所もどきを立ち上げ、自分の好きなテーマでイベントを主催するようになると、はっきり友だちとまではまだいかなくても、友だちになれそうな人と知り合うことが増えてきました。

これはもちろん、興味が似ている人に会えているということもありますが、おそらく、互いに個人と個人として出会っているからだと思い当たりました。

会社や大学院など、組織の中で人と知り合った場合、組織の論理に支配されてしまい、個人と個人が、互いの気持ちを自由に表すことが難しいんだと思います。

それが今は、組織の外に居場所を自分で作ることができ、そこで人と出会えており、とてもありがたいことです。

ですので、「大人になると友だちができない」のではなく、「組織に入ると友だちができない」んだと思います。社会人になることが組織に入ることだとすれば、「社会人になると友だちができない」とも言っていいでしょう。

組織の中に入れば、収入や社会的地位が保証されるのですが、組織から外れたときに、誰も助けてくれなくなります。

しかし、貧しくとも、個人と個人で友だちになり、ネットワークを作れば、それはいつまでも続きます。もちろん仲たがいもするはずですが、新たに友だちになる人もいるので、孤独に陥ることはないでしょう。

もちろん2択というわけではありませんし、結局は、組織にいることを好むかどうか、という個人の志向、性質に依るように思います。それでも、私自身は、組織の外で、他人とのつながりができる、今の状況は心地良く感じています。

十分に自分の考えがまとめきれず、また、個人個人の置かれた状況、志向、性質によっていろいろな考えがありそうですので、あまり共感していただけないかもしれないのですが、今の自分は、友だちについて、このように思うようになりました。

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