雑魚寝の達人
大学生のときサークルで同級生の男子は皆、下宿していて自宅から通っていたのは私だけでした。それでサークルの練習のあと晩ごはんを一緒に食べに行き、その後ちょっと飲むかということになると、結局終電をやり過ごし私は同級生の下宿で泊まっていました。多いときには週に2日も3日も泊まっていたと思いますので、お陰でどこででも寝れるようになりました。
今から思えば、私が泊まっていなければ同級生は普通に布団で寝れたはずで、それを私がいるものだから付き合って雑魚寝してくれていて、いい迷惑だったんだろうなと思います。感謝しないといけなかったですね。
あるときには後輩の女の子の下宿で飲んでいたのですが、私が眠くなって寝てしまったので残していくわけにいかず、私が起きるまでみんなが付き合ってくれていたことがありました。本当にいい迷惑ですね。
でも何のときだかよく覚えていませんが、サークルの部室で夜遅くまでいて、なぜか私だけそこで始発を待つことになり横になったものの、真冬で、ただのプレハブの部室の床は冷たく硬く、しかも隣の部室にはピアノがあって真夜中なのにそれを弾いているというので、けっこうつらかったことがありました。
このような経験を経て、ロシアの学生寮で3人部屋だったり、考古学の発掘でテントで泊まったり、モンゴルで遊牧民のテント(ゲル)で泊まったり、いろいろあっても平気で寝てこれました。芸は身を助く、ですね。
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