自分軸を知るには、味覚からが良いのかもしれない
他人軸と自分軸、という言葉がある。
前者は、自分の考えよりも他人の考えや意見を優先して行動することで、
後者は、他人の考えは関係なく自分がどうありたいか。
よく、自分軸で過ごした方が良い、という話があるけど、
なかなか自分軸は見つけにくい。
どうしても他者の意見が気になって、
自分軸に移れない気持ちもわかる。
自分軸を選ぶのは、難しい
仕事で、本当はやりたくないし辛いけど、
他者からの圧力や、自分自身がやらなきゃ、という思いで
体を壊してまでも働き続けてしまう人もいる。
本当は行きたくない飲み会や友達の誘いにも
空気を読むと断れない場合もある。
なかなか簡単には自分軸には、なれない。
味の好みは自分軸
味覚については自分軸を持ててるんじゃないか?とふと浮かんだ。
誰しも好みの味付けはあるだろうし、
この味がおしゃれ、かっこいい、ダサい、というのも
気にせず自分の好みを貫いている人は多い気がする。
味覚が子供っぽい、好き嫌いが多い、
お酒が飲めない、辛いものが食べられない、とか
自分の好みが"理想通り"ではない人もいるけど、
我慢して続けてる人はそうそう居ないのではないか。
食べたくなければ食べないし、
食べたければ周りになんと言われても、食べる。
心のままに食べる時期もある。
もし食事制限やダイエットが必要と決意したなら
時には"食べるべき"食事をとるだろう。
体のために自己研鑽する時期もある。
味の好みには世間体がないからだろうか。
感じたままが正しい
味覚では、誰もが自分の感じた「おいしい」や
「食べたい」気持ちを忖度なく発揮して、生きている。
しかし、仕事やSNSなど、他人と絡む要素が強いと
一変して自分の感じた通りに動けなくなる。
味であっても、仕事や人間関係であっても、
自分が感じたこと、やりたい感情・やりたくない感情は
常に正しい。
自分の感じた感覚を否定する人とは、
ぶつかっても相手は変えられないから、避ければいい。
味覚で好きなものを食べるように、
いつだって自分の感じたように生きていい。