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考える時間が増えると、人生がそっちに進む

2月に公開された映画「BLUEGIANT」を見てから、
自分の中の「もっと自由に演奏できるようになりたい」気持ちがくすぐられて
ちゃんと向き合って上手くなりたいと思った。

映画を見ると、やっぱりジャズってかっこいいよね!
語りかけてくれるようで
後押しされるような気持ちが心地よくて
3回見に行った。


自分は、音楽は聴くより演奏する方が好き、
って思ってたから
ここ何年も音楽を聞いてなかったけど、
心揺さぶられる音楽を探すのを怠ってたな、と感じた。


それからほどなくして
Bluetoothのワイヤレスイヤホンを買った。
Spotifyに入った。
楽器を修理に出した。
ライブを聴きに行った。
セッションに行った。
誘われたバンドの練習を休まなくなった。
毎日楽器を触るようになった。


今自分が少しでも上達する可能性のあることと、
心が揺れる演奏に出会うチャンスを得るために、
できることはなるべくやろう、と思って
形からだけど、行動してみてる。

そうするうちに、音楽について考えることが
少し前よりも自然にできるようになってきた。


いくら演奏が上達しても仕事のキャリアにも
個人業の集客にも全く関係ないけど、
とにかく楽器に触り続けてると
不思議な安心感がある。


練習の予習をするようになった。
毎回のバンド練で、準備したソロを試してみる。
完璧で無駄のない練習方法はまだわからないけど
想像できる練習方法はとにかく試す。

最近、バレーのアニメ「ハイキュー!!」を見てる。
「つなぎさえすれば、、きっとエースが決めてくれる」
というシーンを見て、
音楽も一緒かもな、と励まされる気持ちになった。

40過ぎても青春マンガを見て感化されるし、
主人公でいたいんだよな。






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