嫌な仕事は頑張らなくていいから、仕事が楽しめるように頑張る
仕事への不満を持ってる方は多い。
苦手な作業や、能力以上に「できろ」と言われるのは辛い。
いつまでも終わりのない作業は、気が滅入る。
怒りっぽい上司、やる気のない部下とは会話しにくい。
不満を挙げたらキリがないし、
転職をしても全てが完璧な環境は少ない。
一方で、仕事を楽しんでいる人もいる。
もし、"仕事を楽しめる"カードは自分の手にあるとしたら
ずっと持ったままでいるか、いつこのカードを切るか。
嫌な仕事を好きになる必要はない
自分の苦手な仕事や、できないことを「できろ」というのは厳しいし、モチベーションが下がって当然だ。
それでも、自分の足りない部分を伸ばさなきゃ、という風潮は
学校教育の弊害でもあるように思う。
人の感情は複雑ではあるけど、その結果はシンプルでもあり
嫌な気持ちで行動しても、良い成果は上がりにくい。
だからと言って、嫌いな仕事を好きになれ、というのも違う。
"嫌い"な食べ物を好きになれ、と感情を押さえつけることはできないし、"食べられなくもない"ようにはなるけど、そう簡単に"好き"にはなれない。
自分が仕事を楽しむためにできることは何か?
無理やり"好き"になる必要はないけど、
何かわずかに自分が仕事を楽しめる要素があれば、
それを頑張って楽しむ。
通勤時間・休憩時間・仕事道具・人間関係など、
自分が少しでも仕事を楽しめるようになるなら
どんな手段を使ってでもそれを実行する。
お金を惜しまずに投資する。
楽しいことに目を向ける時間を増やす。
嫌な仕事は無くならないけど、
それ以外の時間でストレスが減り、気持ち良く過ごせるなら
嫌な仕事も「仕方ないな」と観念して取り組めるようになったりする。
もう、やるしかないと腹落ちした時に、その仕事はできる。
自分にできることは、
嫌なことを無理やり好きになることよりも、
自分の楽しみをきちんと味わって、
辛いことに取り組む体勢を整えること。
それを一生懸命頑張る。
仕事を楽しむ部分で脳が満たされると
楽しい気持ちで作業に取り組めるように、
いつの間にかなってたりする。
もし、自分の楽しめることが1mmも無いと感じたら
他の仕事に変わればいい。
会社との契約が、仕事を完遂させることなら、
自分との契約は、自分の楽しみが存在する環境に身を置くことだと思う。
自分が楽しむことを、全力で頑張る。