2022年注目の芸人③
■満を持して! な芸人
・ダイアン
満を持して!な芸人の筆頭格。お笑い人事部長四天王の内、さまぁ~ず・くりぃむ有田・千鳥の3組には既に絶大な信頼を置かれており、業界関係者達からも特に注目さているので「流石に今年はブレイクするでしょ」と言わざるをえないリーチ状態です。
「さまぁ~ずチャンネル」もダイアンがヘビロテされ始めた辺りからチャンネルが軌道に乗った節があったので、イチさまぁ~ずファンとして是非彼らには売れて欲しいという気持ちが日に日に高まっています。さまぁ~ずの様にガチガチなお笑いバラエティの冠番組を数本持って、根強いファンを充分に抱えてから売れる路線になりそうなので、”第二のさまぁ~ず”的な存在になってくれたら嬉しい。
『モヤモヤさまぁ~ず』ですら取り上げらないロケ地でロケをする『ダイアンの絶対取材しない店』要チェックです。
・Dr.ハインリッヒ
M1グランプリ出場資格が2020年に終わり、その後はライブで漫才やら占いやらの自分達本意な活動で伸び伸びと芸人活動する様になり「今、ノッテいる」とお笑いガチ勢界隈で話題の彼女達。
確固たる世界観を色濃く携えているのでその内関西のローカル番組辺りで彼女らの”ひたすら世界観をぶつけてくるお笑い”の冠番組が誕生するかもしれません。出来たらきっとお笑いガチ勢界隈では話題になる事でしょう。近年はローカルバラエティやライブも配信に載せて手軽に楽しめる様になったので、全国ネットワークでの出演がなくても、自分達の笑いを追求した者達が成功する、という事例の一つとして彼女らが一つ道を作ってくれそうです。
ちなみにその男verとして囲碁将棋もM1引退後に伸び伸びやっていると話題なので、そちらも是非。
・なすなかにし
M1がなかった2011~2014年に代わりの様な形で取り行っていたお笑いショーレース『THE MANZAI』。そこで活躍していた芸人達が軒並み伸び悩んでいるので、”不遇のTHE MANZAIメンバー”という烙印が大会自体も含めて押されてしまっていました。しかし近年、そんな苦労系の芸人達を起用したがる『有吉の壁』の存在や錦鯉の台頭おかげか、リバイバル的な感じで起用され始めているケースがあります。
今年はそんな”不遇のTHE MANZAIメンバー”の中からだとベテラン風味のちょいベテランな彼らが飛躍しそうな雰囲気です。近年不祥事やら縦社会の閉塞感がネタにされている松竹芸能プロダクション。彼らも松竹の芸人であり、なおかつ現在中間管理職的な立ち位置という面でも”不遇度合い”に拍車がかかってます。
今年から本格的にお笑い見本市になってきている『ラヴィット!』にはロケで既に何回か起用されて話題になっているので、プチブレイク中です。
あと千鳥、かまいたち、見取り図などの大阪吉本芸人の台頭による影響か、”ロケでの面白さ”が近年は特に大事なステータスになっている雰囲気なので、対抗馬的な感じで非吉本勢のロケ芸人代表として看板を背負ってくれたら増々盛り上がりそうです。
(まぁでも、なすなかにしも関西人だし、結局ロケは関西人が強い)
・なかやまきんに君
名前も芸風も筋肉系一本に絞った”元祖筋肉芸人”であり未だに頂点に君臨しているなかやまきんに君。若い頃の松本人志が「芸人は筋肉つけたらアカン」理論を展開してから、当然の様に周囲の芸人も筋肉をつける行為を避けてきた時代がありましたが、その雰囲気がまだほんのりと残っていたであろう時期から”なかやまきんに君”として振り切った活動をしていました。彼も”自分達の笑いを追求した者達が成功する”の一例を築いた人です。今やその松本人志もムッキムキだもんね、世の中もすっかり筋トレやフィットネスが市民権を得る様になりましたね。
そんなきんに君はお笑いだけでなく、YouTubeを中心とした筋トレ活動でも大成功を収めています。多様的になった芸人活動ですが、実はその先駆者でもあり、元祖成功者的な存在でもあります。決してテレビだけが芸人のゴールではない事を体現していました。それでも時々テレビに出ては『オールザッツ漫才』とかで無双しちゃうんだから、マジで無敵な人です。
最近は吉本興業を退社し、より自由に活動を行っていく模様。お笑いではなく、筋トレやフィットネス的な活動をメインにする方針らしいです。そうした芸人っぽくない活動をしていけばいくほどにパワーを溜めてはお笑いの現場で爆発させる人なので、バラエティ番組で”起爆剤”的な役割として出演している時は要チェック間違いなしです。
※ちなみに筆者は「おねがいマッスル」「HUSTLE MUSCLE」「Wings」を主に聴いて筋トレしてます
・東野幸治
「満を持して!」というより、既に確固たる実績と地位を築いてる人ですが、まだまだ腰を下ろしてゆっくりするつもりがない模様なので、是非追ってチェックしてみたいなと思いました。ラジオに始まり、デニム探しなどのファッショなどのサブカル、エンタメ系の知識を広く浅く抑えています。要するにミーハーなんですが、それをを自覚しつつ、馬鹿のフリして視聴者が求めているドス黒い部分を掘り下げてくれるので、本当に意地が悪いです(誉め言葉)。「素人質問で恐縮ですが」を枕詞にズケズケと跨いでくる学会の研究者と同じ手法。まだヒッチハイク帰りだった頃の有吉の本質を既に見抜いていたり、とにかく人の黒くて面白い部分を見つける能力に長けまくっています。
面白そうな人材を探したり、視聴者が求めている事を理解しては掘り下げたり・・・やっぱりこの人、ディレクターっぽい裏方思考な人なんだなって最近つくづく感じます。だから50代になった今でも留まる所を知らない様。
この『東野vs』チャンネルに出演しているタレントも人気者とか著名的な人ではないところも、東野のディレクター的な感覚が出ている気がします。「まだ世間一般には知られていないが、この人の内側の面白さ(主に黒い部分)を掘り下げたい」と言わんばかり。”二軍のボス”(有吉に名付けられたあだ名)の意味が今はよりハッキリと分かりますね。願わくばブラマヨ吉田となにか番組やってほしい。
・天竺鼠川原
ひたすら自分の世界観をブレずにぶつけ続ける、”尖った芸風”の大阪総本山と言えばやはりこの人。昨今の””尖り芸風の台頭”の影響か、敏感なテレビマンは既に彼を深夜番組かabema辺りでヘビロテし始めている気がします。
「相方の不祥事が原因でブレイクの道に障害が・・・」という声もありますが、元々ピンで活動している事が多かった人だし、何よりもその様な不祥事を忘れさせるぐらいに面白い芸人なので、筆者的にはその部分は全く心配していないです。まぁ川原の台頭の流れに便乗して瀬下も感動の復活!っていう流れが早い段階で出てきたら興ざめですけどね。
やっぱり佐久間Pは手を付けるのが早いぜ。
可愛がっている後輩も、ランジャタイ、金属バット、デルマパンゲなど。川原の遺伝子を受け継ぐかの様なメンツであり、注目度が高いです。
続きは「新キャラ な芸人」です。
※全部書き終えるのに思ったより時間がかかってしまっているので、先に残りの書こうと思っている芸人をリストで以下に載せます。
■新キャラ な芸人
・男性ブランコ
・高田ぽる子
・さんさんず
・きしたかの
・ZAZY
・アタック西本
・大自然
・元銀兵衛 小松
・KAƵMA(しずる池田)
■ショーレース な芸人
・怪奇!YesどんぐりRPG
・カナメストーン
・ダイタク
・シシガシラ
・パンプキンポテトフライ
・フースーヤ
・カベポスター
・マユリカ
・ハイツ友の会
・ダイヤモンド
・金の国
・ゼンモンキー
・竹内ズ
・ゾフィー
・かが屋
・春とヒコーキ
・サスペンダーズ
・ママタルト
・カラタチ
・シンクロニシティ
・ダウ90000
■テレビタレント枠(未来のMC枠)
・オズワルド伊藤
・錦鯉渡辺
・モグライダー芝
・相席スタート山添
・マヂカルラブリー
・おいでやす小田