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ドリームマッチ2020の答え合わせ③

笑いの祭典・ドリームマッチ2020が放送されてから約1カ月。既にドリームマッチの感想は書いたのですが、YouTubeでふとこんな動画を発見。

芸人が各ラジオで語ったドリームマッチの感想をまとめてくれたものです。

筆者はラジオを聞く習慣があまりないので、こういったまとめはありがたい。今回はこのまとめを参考に改めて、感想に対しての感想を書いていきます。動画で紹介してるラジオの順番で書いていきます。


オードリー

〇春日の相方候補

春日:伊達→小峠→伊達の順でラブコールを送ってた。沢山ツッコんでくれそうなTHEツッコミな強いツッコミ組んでみたかったから。(普段の相方が直接的ではないから)。選んではいないが粗品も候補だった。

まぁ春日の立場で考えると、伊達、小峠に行くのは妥当。ベストな選択はブレーンの小峠だと思うが、粗品とのペアは是非見てみたかった。粗品が猛獣をどう扱うのか、操縦士ぶりが気になっていました。放送前の予想記事でも粗品春日ペアを予想していた筆者です。


若林:普段の相方だからこそ出来ないツッコミがある。長年やっているのに、今さらトゥースや鬼瓦などのお決まりボケにいちいち強くツッコんでたら、逆におかしい。

なるほど。これは芸人だからこそ気付きやすい視点であり、違和感。長年付き添ってる相方のお決まりボケ(ギャグ)にイチイチ全力でツッコんでたら、免疫力なさ過ぎてブレるよね。


〇若林の相方候補

若林:最初からくっきー狙い。一番予想がつかない人と組んで”生きている事を実感する刺激”が欲しかったから。結果として、売れる前の時代と同じ気分になれた。くっきーは人気だと予想してたので、ダメだったら松尾か西村を想定していた。とにかくコントがしたかった。

若林がヤバい人を好きな理由ってこういう事か。考えはするものの(キャラ的に)自分では表現する事が出来ない事を平気で出来ちゃう人へのある種の憧れ。『たりないふたり』では破天荒なタイプのボケをやる事が多かったが、コレがなりたかった理想の自分なのかもしれない。

若林の第一候補は春日と似たヤバいタイプのバイきんぐ西村じゃないかと予想してましたが、別タイプのヤバい人を選びました。自己完結型のヤバいタイプ。ちなみに筆者的にくっきーは人を選ぶタイプのボケだから、最後らへんまで残ると予想してました。若林以外にくっきーを最初に選んだ人っているのかな?気になる。


〇意外だったのは、ナイツ

若林:塙が自分にラブコールを送ったのが意外だった。塙はずっとオードリーの漫才が嫌いだと思ってたから。おそらく塙は好きなラインと嫌いなラインがはっきりある人。塙が最後まで残った理由は、土屋が答えだから。土屋が凄すぎて代わりが務まらない。

普段の相方に近い人と組むか、全く違うタイプと組むか、という考え方で決めるなら、塙は”普段の相方に近い人”で決めたかった節があると思う。だとしたら、最初に若林を選ぶのは自然に感じる。ちゃんとツッコんでくれるけど、余計な事はしないって条件だと若林が一番それに適してると思う。

塙が最後まで残った理由は、土屋が優秀過ぎるというのもあながち間違ってないんだけど、それ以上に塙が亭主関白過ぎな人間だという事が芸人界隈でもほんのり伝わってしまっている気がする。ツッコミはしっかりとした優等生タイプであって欲しいけど、我は出して欲しくないと言った感じだろうか。土屋自身、妻が恐妻家で完全に尻に敷かれるタイプなので、やはり気質であり、相性なんでしょうね。

若林も塙も、過去のドリームマッチでNON STYLEの石田と組んでおり、しかも両方とも最優秀ペアでした。もし若林塙ペアが実現して最優秀ペアにでもなれば、因果関係が色濃くなってました。オードリー、ナイツ、NON STYLEは同期であり、2008年M1グランプリの決勝3組という共通点!!!

若林:安心する人と組みたい人もいれば、、刺激を求めたい人もいるからフィーリングカップルは面白い

ドリームマッチにおいては、若林は刺激を求めたい派、春日と塙は安心する人と組みたい派って分け方が出来るかな。


〇山里が春日を選び続けた謎

春日:山里を拒否し続けた理由は、ある程度知っている仲だから。若林ほどではないが、ある程度は予想がつかない人と組みたかった。
若林:山里が春日を選び続けた事が理解出来なかった。春日と同じ理由で「ある程度想像出来てしまう」から。推測として、人見知りだから他に行けなかったからかも。

たぶん、春日が山里を拒否っていた最大の理由って、こねくり回す系のツッコミだったからだと思う。上記の発言でも分かるように、今回春日が求めていたツッコミとは、THEツッコミな強いツッコミであり、それと相反するこねくり回す系のツッコミである山里は一番遠い存在と認識していた可能性が高い。普段の相方である若林もどちらかと言えば後者に属すると考えていた春日だが、筆者的には若林は真ん中のバランスタイプだと思ってる。だからどんなボケにも合わせやすいし、フィーリングカップル時にツッコミの中で一番人気だったんだろうなと思ってます。

あと併せて感じたのはボケ側からして、ツッコミがフレーズで遊ぶ系やこねくり回す系だった場合、時に煩わしく感じる事があるのかなって思った。せっかく渾身のボケを出したのに、結局ツッコミのフレーズで笑いが起きるから手柄を持っていかれた気分になる、みたいな気持ちってありそう。近年の若手芸人もそういった傾向があり、”ツッコミのフレーズで笑いを生み出そうとしてるネタ”が多い気がします。決して悪い訳ではないけど、コレが顕著だともうキツイ段階まで来てると思う。


〇山里春日ペアの相性はイマイチだった?

若林:本番前に山里が「コンビ揃って頑固ってどういう事だよ」とボヤいてきた。これは、メンタルが参っている時の山里。
春日:ネタ作り中にハッキリではないが、山里の考えてきたネタに難色を示したこともある。稽古自体はスムーズ。山里が異様に早く帰りたがってた。
若林:山里春日ペアを見た印象として「めちゃくちゃ仲がいい」様には見えなかった。
若林:(「若林を嫉妬させたい!」と意気込んだ山里に対して)特に嫉妬しなかった。自分には絶対に書けないネタで凄い良かったと思う。だけど嫉妬はしなかった。

どうやら春日は山里に対して横柄だった模様。しかし、春日的にはそんなつもりはなく、ネタ作りもスムーズ。なのに山里は早く帰りたがっていたって、めっちゃ険悪なムードを想像してしまうんだが・・・。若林もそんなムードを察した様だし。ネタ以上に裏でのやり取りが気になってしまうペアだ。

若林が特にこの2人に嫉妬しなかったのは、何となく分かる。しかし、気を遣ってる風に言ってしまったせいか、そこに敏感な山里は絶対に悪い方に捉えてしまうのは容易に思い浮かぶ。若林を嫉妬させたい=若林が表現した事のない春日の魅力を引き出す!ってことだろうから、その定義だと今回のネタは特に春日の新しい魅力があったかと言うと・・・ねぇ。

山里の凄さは存分に出ていたから、「結局山ちゃんが光ったネタじゃん」という事を感じたんじゃないかな。

春日:トリだから、先に披露したペアを見て自分達のネタをどうするか相談していた。よりにもよって出番の一つ前がくっきー若林ペアでメチャクチャなネタを披露してくれたから、余計に悩んだ。

だよね。くっきー若林ペアが場を荒らしまくったもんね。せめて中盤かトリの方が番組的にも共演者的にもよかっただろうな。


〇くっきーとのユニークなネタ作り

若林:ネタ作りを始める際、くっきーの第一声が「ガラス割って、手を突っ込んで鍵を空けたい」だった。自分が色々と提案をすると、くっきーは基本的に「めっちゃええやん!」「めっちゃカッコええやん!」と賛同。「面白いかな」「ウケるかな」って言葉は一切ない。ネタ直前も「平和を守りに行こうな!」で、ネタ終わりも「めっちゃカッコ良かったな!」って感想だったくっきー。

やっぱガラス割るボケ好きなんだな(笑)

「面白いかな」「ウケるかな」って言葉が一切ないって事は、芸の向こう側にいるお客さんをあまり気にしてない感じなのかな。自分の感性を信じてるからこそ出来る芸風だし、だからこその豊かな発想力。やっぱり芸術家タイプだよね。

それでいながら意外だったのは、くっきーは他人の意見も尊重するタイプだった事。普段の相方が相方だから、ネタ作りは全部自分でやり切りたい派かと思ってたが、若林のアイデアもきちんと取り入れるのか。裏側ではちゃんと柔軟性もある事が分かった。

若林:当初、自分は宇宙人役だった。セリフがなく、最後ベッドから起き上がって終わりだった。ネタを作ると言うより、映画を作るみたいなノリだった。「こういう話があったら」という感じ。宇宙人が起き上がっていくスピードをめちゃくちゃ話合っていた。あの家に侵入した理由は金庫に宇宙を制覇する石があり、若林は透視出来る能力がある・・・等の設定が凝っていた。衣装についても「若林君、カッコよくしてほしかったら気使わずに言いや」などを気にしていた。最後空中にエンドロールを出したかったらしい。まだまだやりたかった演出がいっぱいあった模様。

やりたいシーンから発想して、そこから物語を肉付けする。そして演出の細部への拘り。これは正しく映画監督であり、若林の言う通り「タランティーノみたい」だね。まぁ芸風はタランティーノと言うより、デヴィッド・リンチだけど。過去のドリームマッチで矢作くっきーペアの感想で小木も言ってましたね。

コメント 2020-05-14 203131

若林:漫才だと、漫才コントで同じ事やってもガラスを割る件で「ガラス割ってんじゃねーよ」的なツッコミをするけど、コントだと、そうはならない。台本も「ガラスをここで割る」などのペラ1枚しかないから、それに対してのセリフもツッコミじゃなくなる。

なるほど。たぶん、ちゃんと物語があるコントの場合、芸人っぽいツッコみ方をすると違和感を感じる可能性がある。世界観を壊さないために、その世界の住人に沿ったツッコミ・・・ツッコミと言うより嘆きとか驚きに近いリアクションが大事だったりすると思う。

若林:最初の頃のオードリーも、いかにお客さんをイライラさせるか考えてた。批判もあったが、帰りに「生きてるなぁ」と思って帰ってた。
春日:ウケるスベるじゃなくて、時にはもっと広く見ても良い。今聞いてもその頃の春日カッコいい。

くっきーの自由な発想に感化されるオードリーでした。




くっきー

〇新相方の若林を絶賛

ネタ作りで大変だった事なんて一つもない
(若林は)自分のやりたいアイデアを否定せずに、実現に向けて道を作ってくれるからやり易かった。何でも合わせてくれるから天才。

やっぱりここのペアは相思相愛だった。映画監督がくっきーで、助監督が若林の関係性。そして若林は改めてオールラウンダーである事が証明された。若林である必要がないコントだと思ったけど、若林だからこそくっきーの世界観に順応出来た、という事でしょう。


〇くっきーのネタの作り方

やりたいボケがあってそこから肉付けをする。ストーリーは後付け。野生爆弾の時は基本的にネタを書く自分が台本を残さない。相方が持っているかどうか。練習も一切しない。

〇その他

ネタを作れない者同士は勿論、ネタを作れる者同士でも癖がある者同士だと難しかったりする。芸人はそういったバランスを見てる。

ノンブレーン同士はマズいけど、ブレーン同士なら問題ないと思っていたが、ブレーンにも種類があって「癖が強い」「我が強い」者同士なら衝突が起きてしまう事が今回のドリームマッチを見て改めて実感しました。サンプルは塙長田ペアです。

かなりお金を使った。割る用のガラスだけで云百万コース。正にテレビのバラエティーという感じだった。

またそんなにかかったのか(笑)

コメント 2020-05-14 212647

くっきー、TBSに呼ばれなくなるぞ!!それにしてもTBSは『リンカーン』と言い、無駄にバラエティに金をかける習性があります。『リンカーン』の打ち切りも制作費問題だったらしいね。大竹企画の”独身貴族パーティー”が1回で1000万円越えだってさ、ヤバいよね。




山里亮太

〇春日を選んだ理由

最初から春日で行くつもりだった。ライブのユニットで一緒だった頃から「春日がずっと面白い!」と思っていた。

たぶん『潜在異色』というお笑いライブ兼バラエティ番組の事。そこから評判が良かった若林との『たりないふたり』だけ独立コンテンツ化されたけどね。

普段の相方であるしずちゃんと組んでいたことで、いつしか”猛獣使い”と呼ばれる様になった。その武器を生かして、その先にある猛獣と組んでみたかった。大悟、くっきー、秋山などと猛獣だらけだったが、特にゆっくりしている猛獣が好きなので、春日がより魅力的に映った。
(フィーリングカップル前)いつもなら、皆が集まる前室で仲が良い若林の元へ行っていただろうが、この日は春日と岩井の間をウロウロしていた。

山里らしい粘着質でずる賢い習性が如実に表れてる。気になる人の周りをウロウロする粘着質な行為はまぁ分かるが、「最初から春日で行くつもりだった」と言っておきながら、第二候補っぽい岩井にも匂わせる仕草は予防線を張る行為であり、ずる賢さを感じます。筆者もそんな思考回路を持つので、そんな山里に好意的でもあるし、同族嫌悪的な反感もあります。”リトルたりないふたり”です

時々、若林が春日をダメなものとしている件があるが、それがあまり好きじゃなかった。春日を本当に面白いと思っているから。

これは少し分かる。春日の”お笑いにおけるポンコツ要素”をイジる事が多いときにクドイと感じることがある。特に漫才の場合、若林がネタを作ってるからちょっと自作自演っぽさを感じてしまう。


〇春日以外の候補

*以下の人達は、あくまで春日で決めた後に浮かんだ思考

ハライチの岩井と組んだら、ボケツッコミと分けずに毒ある2人で何かに噛みつづける漫才をしたい。
野生爆弾のくっきーは、昔大阪時代に一緒にコントをしたことのある仲だが、鬼才過ぎて適応する自信がなかった。
千鳥の大悟は、ボケの中で最初に選択肢から消した。理由としては、自分が売れてない時代からお世話になった先輩で尊敬し過ぎて、強めにツッコめないから。相性としても自分の謙遜こねくりツッコミは大悟のボケを生かせない。
ナイツの塙は、一番あったツッコミは土屋なので、そこに自分のツッコミを入れたら塙のボケの邪魔になってしまう。

ラジオで名前があがったこの4人の内、唯一岩井はアリって感じだった。きっと第二候補だったのでしょう。

千鳥とは同期だと思ってましたが、ちょっと違う様です。予想記事でも大悟山里ペアを望んでいたので、ここ2人の関係性はもっと知りたい。

若林と同様に塙については土屋の代役が難しいという意見。うーん・・・きっとそうなんだけど、それは他のコンビでも同じ事が言えちゃうし。どうやら芸人があまり触れたがらないポイントっぽいから余計に気になっちゃう。


〇春日一点狙いで挑むフィーリングカップル

2回目選ばれないのは凄く屈辱的。3回目にフラれた時にはスタートより春日がキラキラしてる様に見える。4回目には頭の中に春日の良いところと春日と漫才して成功してるシーンが浮かんできた。少女漫画の主人公を見つめるモブキャラになっていた。「皆は気づいてないけど、春日の良い所を分かってるもん!」みたいなブスになっていた。
腹立ったのが、春日が自分をふるのを面倒くさがり始めた事。こっちがサインを送ると、小峠や伊達をチラッと見て助けを求めてる様だった。

恋愛漫画はあまり見ないが、絶対に報われないポジションにいることが分かっちゃうブス役の山里(笑)

モテる奴がふる行為をめんどくさがるのって凄い腹立つよね。メチャクチャ分かる。マジで「一度モテない側味わってみろや!」とブチギレたくなる事が多々ある筆者です。


〇春日と組んでみて

いざ組んでみると「頼んだよ。ご存知の通り、春日からは何もしません。春日をどう面白く調理するのか。アレだけアプローチしてきたんだから見えてるんでしょ?」的な事をオフレコで言われた。ネタ合わせ中も腕組んで「さぁ好きに調理してくれ!」と言わんばかりの態度。リクエストを聞くと「覚えられないからセリフ少なめ。けれど、お客さんに”春日ここにあり”という風に思ってもらえる様に書いてほしい」とのこと。丁度そのようなネタを書くつもりだったから都合が良かった。

もし自分が山里の立場だったら、どこかでブチギレちゃうな・・・でも相手が春日だから、魅力的な素材な事は確かだし、ブチギレて手を出そうもんなら返り討ちにあっちゃうもんな。ていうかそんな態度の春日なんてカップル成立前から予想していただろうし、仕方ないよね。あの男を選んじゃうと苦しい未来が待っている事は分かっているのに、そこしか拠り所がない感じ・・・本命にしてもらえない、都合の良いセフレの女役な山里。『愛がなんだ』が観たくなってきた。

ネタ合わせで春日がアドリブをガンガン入れてきた。1回目のネタ合わせで6分30秒ぐらいのネタなのに、30~40分ぐらいかかった。若林から事前に聞いていた「セリフを覚えない」などの特徴とは違った。随所にあった春日の山里イジリは山里台本ではなく、春日がアドリブで足しまくった。ただ、このアドリブ入れまくり長尺verは春日がメチャクチャ面白かった

ここは勘違いしていた。てっきり春日の”山里のツッコミいじり”は山里の台本だと思っていたので、「自作自演じゃん」と思ってしまいました。シンプルに山里の対応力が凄かったという事です。

一方の春日もまさかのアドリブガンガン入れまくり気質だったとは。オードリーの漫才でも春日のアドリブが入る件が頻繁にありますが、アレもてっきり若林の考えたアドリブ風の台本だと思ってました。春日ヤンチャだな。

基本的にネタ合わせは平気で遅刻する。
本番まで時間が僅かでもアドリブを入れまくって整い終えない。
側近(仲の良い芸人やディレクター)を帯同させて意見を聞く
山里の提案に対して特に代替案はないが、一丁前に否定はする。
春日からの提案する箇所は基本山里のツッコミに対して。
合わせ中に春日のイラっとした言動を日記に記す。
「オードリーは2人共俺を削る」 

めちゃくちゃ不満あるじゃん。昼ドラに出来るドロ沼加減。若林くっきーペアとはえらい違いだ。

本番はトリなので、控え室で動揺しまくっていたが、春日は終始堂々としていて心強かった。※しかし、直前のくっきー若林ペアのぶっ飛んだネタには流石の春日も動揺を隠せず

唯一、春日と組んで良かったところ。やっぱ春日見てると”クズだけどモテる男”像にピッタリ重なる。心身共にボロボロにしてくれるけど、こういう一面を見ると別れられない。そして女はズブズブと沼に浸かってゆく。


〇若林のラジオでの感想を聞いて逆嫉妬

フィーリングカップルで若林が人気だったことに嫉妬。
若林の「今までの自分にない、画の浮かんでこない人と組みたかった」発言に、自分はガチガチに春日と組んだ時を想定しまくっていたので、恥ずかしい。
「嫉妬しなかった」発言にもショック。悪く捉える事以外出来ない。逆に若林のドリームマッチでの充実ぶりに嫉妬した。

終いには若林の充実ぶりにも嫉妬かよ。”たりない”が溢れすぎだって。春日と山里の行きずり関係ではなく、オードリーと山里の行きずり関係だった。蒼井優が傍にいるのに、実に欲深く醜い人間だ。けれど、それがいい。人によってはドン引きだけど、私は支持します。

ちょっと若林が”たりない”感じを脱却してウェーイな充実の仕方が気に入らないんだと思う。学生時代に卑屈でイケてないグループ同士で仲良かったのに、いつの間にかイケてるグループに属して楽しくやってたら気に食わないもんな。でもきっと若林の根底にある”たりない”メンタルは残っているはず。今はホアキン・フェニックスばりの役の入り方してるだけだよ、きっと。



佐久間宣行

粗品松尾ペア、岩井渡辺ペア、伊達西村ペアが好みだった。

やっぱりテレ東のプロデューサーは王道より、マニアックだったり、挑戦的なコントが好みのようだ。



パンサー向井

〇完全にお笑いファン目線な向井

フィーリングカップルにおいて、芸歴浅めは残りやすい
同世代のチョコプラ長田が最後まで残って切ない
岩井の策士っぷり!
粗品松尾ペアは、粗品ベースっぽい。東京っぽいコントだった。粗品の才能えげつない。思わず連絡してしまった。
『有吉の壁』と『ドリームマッチ』を見よう!

うん、もう筆者と殆ど同じ意見なので、まるで素人側の”お笑いガチ勢”な感覚の向井君。お笑いファンの気持ちを汲み取ってくれるから親近感が湧く。

芸人のお笑いオタクは沢山居るけど、どうしても芸人側の目線で語る人が多い。意外と向井みたいにファン目線で笑いを語ってくれる芸人は少ない気がします。普通に友達になりたい。




長く書き過ぎた・・・・・・・・・

続きはドリームマッチ感想戦②のパートから書きます。










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