僕にとって情報発信は『素振り』と同じ
僕は子どもの頃から素振りが好きだった。
誰に言われるでもなく毎日やっていた。
自分の中に何か積みあがっている感覚が好きだった。
小学校から始めて、中学校、高校、大学、社会人。
転職に伴い野球を辞める30歳まで素振りを欠かさなかった。
普通はバッティングを上達させるため、試合で結果を出すために素振りをすると思う。
でも僕は違った。
もちろんバッティングを上達させたい、試合で結果を出したいという想いはあったけど、素振りをするという行為自体が好きだった。
黙々と自分と向き合う時間。
今思えば瞑想していたんだと思う。
動の瞑想。
精神を安定させる効果があったように思う。
雨の日も雪の日も雷が鳴っていても素振りをした。
社会人になってからは部屋の中で素振りした。
動画を撮ってフォームを確認する。
「バットの角度が違うな、、、」
また動画を撮って確認する。
「肩の開きが早かったな、、、」
立てかけたバットが倒れて間接照明が壊れてしまったこともあった。
テンションが下がったけどまたすぐに素振りした。
誰にチェックされているわけでもないし、やったから誰かが評価してくれるわけでもない。
ただ、自分はずっと見ていた。
雨の日も雪の日も雷が鳴っている日も素振りをし続けていた自分を。
辛いことがあっても泣きながらバットを振っていた自分を。
来る日も来る日も積み上げ続けていた自分を。
僕は好きだったんだ。
結果に繋がるか分からないことをひたすら積み上げられる自分が。
汗びっしょりになりながら試行錯誤して「今日も頑張った」と達成感に包まれながらシャワーを浴びている時間が。
10歳から30歳まで野球を続けていたので、僕は野球が好きだと思っていた。
でもどこかしっくりきていなかった。
「野球は好きっていう感じじゃないんだよな~。」
そう感じていた。
でもやっと気付いた。
僕が好きだったのは野球じゃなかった。
素振りが好きだったんだ。
練習が好きだったんだ。
毎日積みあがっていく感覚自体が好きだったんだ。
だから筋トレも好きになったんだ。
積み重ねることで確実に変わっていく体。
積み重ねることで確実に付いていく自信。
積み重ねることが好きな僕が筋トレにハマっていくことは必然だったんだ。
今の僕にとっての素振りは情報発信だ。
ラジオを。
ブログを。
毎日積み重ねていく。
一度積み上げたものは減ることはない。
情報発信を続けることで自分を知ってもらいたいという下心はもちろんある。
でもそれだけで続くほど情報発信は生易しいものではない。
というか、利益を得るためだけに僕は何かを続けることはできない人間だ。
試行錯誤しながら昨日より良い発信をする。
自分の頭の中を整理することで新たな気付きがある。
そんなところに楽しさ、喜びを感じながら積み重ねていく。
楽しさ、喜びを感じることは小学校の頃から変わっていなかったんだ。
これが本当の自分の強みだったんだ。
僕はこれからも素振りを続ける。
淡々と。
でも真摯に。
手段が変わっても目的は変わらない。
積み重ねることが好きだから積み重ね続ける。
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