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生活保護日誌.31

B型作業所2日目

B型作業所2日目。昨日教えてもらったことを通しでおこなった。リード付きヒューズ管を納品する作業所なのだが、製品にならないヒューズ管とかワイヤーなどで練習版のヒューズ管をつくった。

両腕を開くくらいの長さのワイヤーを手に取り、そこにヒューズ管の穴を通してからヒューズ管ホルダーにセットする。セットされたものをハンダ台にセットして小さい棒きれのリードをそのヒューズ間の両端のくぼみに乗せて、その間をハンダ付けする。

昨日初めてはんだごてを使ってみて今日は2回目だったが、お手本を見せてくれる先輩を参考にして見よう見まねでやった。

ハンダの量が多くてヒューズの端っこがポッコリなる。これでは製品にはならない。失敗してもまたやる。今度は取り付けるリードの位置が中心からずれている。はんだごてで固めたところを溶かしリードの位置を修正する。

実習2回目だけど、すでにはんだごてに飽きた。

まあ途中で投げ出すわけにもいかないからつづけた。

作業環境として学校の教室一つ分のところに机が並べられ、換気がされていないところで一応小さな卓上ミニ換気扇がハンダ台の手前に設置されているが、煙があたりを充満する。はんだを熱してこてを押し付けるたびに白い煙を発する。「これって吸い込んだら体に悪いのでは?」とか「メガネしてないからもしかしたら将来失明するのでは?」とか神経質になって不安ばかり出てくるから作業に集中できない。

「はんだ付けをやっていると、思いのほか煙がたくさん出ます・・。 
この煙は、フラックスが蒸発したものなのですが、フラックスには
人体に有害(ハロゲン物質)なものも含まれており、知らずに吸い込むと
すぐに喉を痛めます。
※鉛成分もわずかですが人体に蓄積すると言われていますが、
 ほとんどは経口で人体に取り込まれていると言われています。
 (気づかぬうちにはんだに触れた手を舐めている)
部屋の換気はもちろん必要ですが、煙は真上に立ち昇るため、
どうしても半田付け作業している人の顔に向かって煙が昇ってきます。
これを防ぐため、局所換気として吸煙器を使用します」
GodHanda-ハンダ付け(半田付け)職人のはんだ付け-blog12 はんだ付け作業時の吸煙器から

また、

「本題ですが、ハンダ付け時に発生するヒュームはそのほとんど全てがフラックスによるものです。フラックスには有機成分が使用されていることが多いので、有機化合物が蒸気となって発生していることは十分考えられます。
ですがハンダの金属成分はほとんど蒸発しておらず(蒸発するとしてもほんの微量で、標準的なハンダ付け温度である350℃でのハンダ付け作業中に発生したヒューム内にハンダ成分はまったく検出されなかったという記録があるそうです)、金属成分が体内に蓄積して中毒を起こすという心配はしなくてもいいようです。
フラックス蒸気は大量に吸引すると身体に悪影響を及ぼすようなので、局所排気装置の設置が望ましいそうです。」
koto,sugimo-はんだ付(鉛フリー/フラックス/マイクロソルダリング)フォーラム : はんだにおけるヒューム(煙)の成分について

・ハンダの際に出る蒸気を「フラックス蒸気」という
・フラックス蒸気の大量吸引は人体に悪影響を及ぼす
・はんだは手につきやすく経口摂取の形になりやすい(手を細目に洗う)

ということを以後気を付けます。

昨日に比べればはんだごての使い方の要領を得た気がする。

ペン先の熱が発生する部分にまずちょろっと鉄を溶かしてから、それから次の鉄を継ぎ足していくのかなと思った。

休日にはんだごてを買って、空き時間に練習しようかなと思う。「はんだごて練習」をYoutubeに残して成長を記録してみるのもいいかもしれない。上達したら自分でジャンクゲームの修理の様子を動画にしてみたい。そのために電子基板のことを知らないとな。

また気づいたことがあればブログに書きたい。


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