あわや溶ける

あわや溶ける

二足の草鞋
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朝始まる 朝
ダンスが始まる ダンスが
踊った足が 床について
床じゃなくて 湖みたいな空
ウニユ湖みたいな景色が
目をつぶって 目をつぶって
つぶらな瞳のような 
幼き頃の自分を
思い描いて
目指して
敬って
まだ見ぬ景色が 脳裏に映ったとしても
それは想像の範疇(はんちゅう)でしかないから
怖いけれど 幕(膜)から
外に出て 空気を吸おう
木(気)の流れに乗って
空 風 海 宇宙
体が あわや あわやと
溶けてく

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