無理矢理自分を好きにならなくても
毎日色んな人が色んなことを言う。
そして、生きている限り、
何かの縁が出来て、何かの流れが起こる。
完全に悩みがない、って死んだ時か…と思う。
悩まないと言ってる人でも、生きていると、
「ご飯何食べようかな」
くらいは考えるだろう。
日々色んなことがある。
ひとり引きこもっていて「何も起きてないよ」という時でも、気分が上がったり下がったりはする。
こうするのがいい、というハウツー本や情報は山のようにあるが、結局ひとつずつ向き合っていくしかない。
自分の力でどうにもならなかったら、助けを求めたっていい。
ただし、助けを求める相手を冷静に見極めないと大変なことになる。自分の存在をあまりに否定している時には、なかなかそれも難しい。
人間は考えるように出来ているから、何かを考えたくなってしまう。
それでいて実際に現実を変えるための行動をするのを、避けていたりもする。
色んな角度から自分のこれまでの価値観を総ざらいし、手放していけるようになると、少しずつでも楽になるし、まるで何かに憑りつかれたかのように、何かに、どこかに、執着していたのがわかるようになる。
そのことについて悲しくなったり、情けなくなったりもするが、それが悪いことだ、と裁く必要はない。
幸せか不幸か、白黒つける必要もない。
そして、無理矢理自分を大好きにならなくてもいい。
いきなりそんなことをしようとしたら、そんな回路と無縁だった脳みそは、むしろ壊れてしまうかもしれない。
ありのままでいいというのは、どんな状態の自分にもまず「いいよ」としてあげることなんだと思う。
何もジャッジせずに、ただそうか、と。
今そういう状態なんだな、と。
自分大好き!はかなりハードルが高いと私自身が感じるので、まず自分が自分に優しくするのは、どんな状態にも「いいよ」としてあげること。
そこからなんじゃないかと思っている。