見出し画像

認知バイアスの原因の仮説

人には早くとりあえず考える脳と、ゆっくり本質的に考える脳がある。
余裕がないとき、前者を選びやすい。

そして認知バイアスの原因は、いつライオンに食べられてもおかしくない原始時代や、150年前のいつ病気になるかもわからない、まだ寿命も見短い環境の余裕のなさを、今でも引きずっているからかもしれない。


なぜ現代にも認知バイアスがあるのか

今日、栄養状態もいいし医療もいいのに、なぜか認知バイアスは顕在である。
なぜこうなってしまうのだろうか?

演繹法で求めてみる。

今ほど恵まれてない余裕のなさから生まれるもの=認知バイアス
認知バイアス=患った人は間違った判断をして周りに同調圧力などの権威をふるいやすい
権威=余裕のなさ

そう、認知バイアスにかかった人々は、周りに権威をふるいやすい。
それが余裕のない環境の時代から今にまで引き継がれてきたから、今も認知バイアスがあるのだ。

認知バイアスは減ってきている?

かといって、余裕のない環境の人全てが顕著な認知バイアスにかかるわけではない。

哲学や事前知識で、外の世界に余裕がなくても、心の中に余裕を創り出している人がいる。
哲学という「常識を疑う存在」が同調圧力などの権威を打ち消している可能性が高い。
また、このようなメタ認知の事前知識をつけておくことも有効だろう。

哲学やメタ認知の知識は、余裕のない原始の時代では歯が立たないが、
主に同調圧力などの権威により認知バイアスを発症している今、それらの能力が有効で、重要視されるだろう。

どう生きるべきなのか

まずは考える余裕を持とう。
それがないと何も始まらない。

周りが権威をちらつかせている場合は、哲学とメタ認知の能力を磨こう。

AIが多くの仕事を奪うことが懸念されている今、先ほどの哲学こそが勝つだろう。
深く考えることが哲学で、誰の哲学にも価値があるからだ。
それに、哲学は無限のアイデアを出せる。

最後に、私の好きな哲学者であるマルクス・ガブリエルの動画を紹介します。

最後までお読みいただきありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!