#81 笑いヨガとは何か (3)
#79、#80で、『笑いヨガとは何か』の説明で「健康体操」であると言い切ることが、笑いヨガが笑う気分ではない人にも受け入れられるコツであると書いてきた。
次にDr.カタリアは、このように指導するように指示している。
面白い話を観たり聞いたりして笑うのではないということを最初にはっきりと言うことで「笑いヨガは健康体操である」ということを、裏づける説明でもある。
普通、人が笑う時はおもしろい話を聴いたり観たりして笑う。
でも、笑いヨガはそうではない。
「じゃあどうやって笑うの?」という疑問が出てくるはずだ。
実は、これが大切!!
疑問を抱かせることで、次の話を聴く姿勢ができるということだ。
話のうまい人は、一方的に話しているように見えて、実は聞いている人の心の中と対話している。
私は笑いヨガのリードにおいては、相手を笑わせることではなく相手の興味や元気を引き出すことを意識しているが、「笑いヨガとは何か」の説明の最初の言葉でそれができる。
「笑うのに冗談、ユーモア、コメディは使いません(不要です)」というだけで、相手の関心を引き付けることができるのだ。
Dr.カタリアは、いちいちそれを解説したりはしないのだが、彼の笑いヨガのトレーニングメソッドは実にすばらしいものだと思う。
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まぐまぐ「心と身体に効く笑いヨガの力」
Vol.202 “笑いヨガとは何か 3” (2013.6.11)
★★★
【高田のコメント】
10年前の記事!懐かしいです。
笑いヨガとは何かの説明といったものは、本来なら変わるわけはない!
ところが、Dr.カタリアのラフターヨガインターナショナルでは、ちょっとだけですが、マニュアル改正の度に何かが足されたり引かれたりします。
そこで、日本笑いヨガ協会でも、日本人にピン!とくる言葉として、変更すること数回。「冗談、ユーモア、コメディは使いません」という、たいへん重要な言葉も抜いてしまいました。ユーモアとコメディの区別がつかない場合が多いからです。
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