#97 人の笑顔の前に大切なこと
日本笑いヨガ協会に集まってくる人は、「笑ってもらいたい」「笑顔になってもらいたい」と考え、その方法として笑いヨガを学ぼうとする人が多い。
落語をするとかセンスの良いジョークで人を笑わせるのは、才能やセンスそして訓練や努力も必要かも知れない。
そんなに簡単なことではない。
しかし「笑いヨガ」なら簡単に笑顔になってもらえる。
それは、その通りである。
先日、講演のためにお招きいただいた場所で、「絶対にすべらないお笑い芸人」と言われてしまった。
本当に簡単に誰でもが笑ってくれるのが笑いヨガなので、やっていても気分が良い。
だが、その自分自身の気分の良さのために、相手の笑いを求めてはいないだろうか。
皆が笑顔になってくれる。
涙を流して大笑いし、喜んでくれる。
そのために笑いヨガを真摯に提供するのは良いことだ。
でも、人の笑顔の前に大切なことがある。
自分のこころの中が笑いで満たされていることだ。
「笑って、笑って、笑って」
「あなたの笑顔が見たいのです」
「私が笑わせてあげますよ」
なんて心の中で唱えながらリードをされたら、笑えない参加者にはうっとおしいのではないだろうか。
笑ってくれない時も、変わらずにいる自分が大事。
不動心。
笑いヨガのリードは、相手が笑っていようが笑えなかろうが、いつでも自分自身が腹の中から笑いながらすることが理想だと私は考えている。
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まぐまぐ「心と身体に効く笑いヨガの力」
Vol.233 “笑ってもらいたい?” (2014.1.14)
★★★
「不動心」を育てるには、毎日笑って笑う体を自分自身が作っておくことが大切だと思います。
一人ではなかなか続けられない???
そんな時は、朝の笑トレがおススメ!!
Facebookライブでみんなで笑ってるから続けやすいですよ。