#29 心と身体が変わる笑いヨガリーダー養成講座

メルマガ「心と身体に効く笑いヨガの力」Vol.80（2011年１月11日発行）の記事より

大阪で笑いヨガリーダー養成講座を開催した。
またまたユニークなメンバーが集まり、皆さんすばらしい人ばかりで、良い雰囲気で親密な2日間が過ごせた。

最後の感想で、奈良県から参加された方が、
「H君（20代）と一緒に笑いクラブを始めたいと思います。」
と宣言してくれた。
H君は、目を丸くしていたが、とても嬉しそうだった。

認定リーダーの数だけクラブができるのが理想だが、もちろんそうはいかない。
しかし、笑いヨガリーダー養成講座で出会った近所の人が一緒にクラブを始めたらステキだなあと思う。

“Laugh For No Reason”（『笑いヨガ〝笑うのに理由はいらない”』日本笑いヨガ協会発行／販売終了）という本の翻訳をしていて、ステキなことばを見つけた。

第25章の笑いヨガリーダーの役割という部分だ。

“Correct” せずに“Connect”するのが笑いヨガリーダーの役割だというのだ。

“Correct”、つまり人の間違いを正すのではなく
“Connect”つながりを作ろうというのだ。

よきリーダーは、リーダーシップを発揮するだけではなく、他の人を後押しし、皆が主役となれるように手助けをする人。

他人のあら探しをせず、寛容であること。
人の長所を見つけ、積極的に評価するべきであると書かれている。

“Correct”と“Connect”のゴロあわせを日本語にする能力は私にはない。
そして「私はリーダー養成講座でそれが出来たか」と毎回反省しきりである。

しかしながら、講座の時は参加者一人ひとりが1日目の朝と2日目解散時には別人のように見える。

それは、指導者の力ではない。
笑った一人ひとりの方の「身体」が偉いのである。
おもしろい、面白くないにかかわらず、ハハハハと声を出したら身体が勝手に変化してくれたのだ。

それでも、皆さんから感謝の言葉をいただける。

毎回、笑いヨガのリーダー/ティーチャーは、なんてお得な役周りなのかとほくそ笑んでいる私である。

まぐまぐ「心と身体に効く笑いヨガの力」
Vol.80  “お得な役割”（2011.1.11）

★★★★

【高田佳子の解説】
人の間違いを指摘せず、人と人とのつながりをつくる。本当に大切です。
人の話を聴いて相手を全部受け止める心構えは、何事においても大切ですが、笑いヨガも例外ではありません。

笑って心も体も元気になる。日本笑いヨガ協会の養成講座をぜひお試しください。

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