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#58 笑いで前向きな自分になれるのか

笑いヨガを続けていると健康になるだけではなく、いつも笑っているから前向きな性格になっていくというのは、自分自身も周りの人を見ていても実感できる。

Dr.カタリアは『笑いヨガ―笑うのに理由はいらない』で、笑いヨガはストレス軽減に効果的であるのに加え、個人の能力開発にも非常に効果的であり、精神的なスキルや力を高めると書いている。

その第一に挙げているのが「自信」だ。

笑いヨガは、自信を高めるのに効果的です。
抑制心や羞恥心を克服し、ぎこちなさや緊張をほぐしてくれます。
笑顔のコミュニケーションができるようになり、人に安心感を与えます。

『笑いヨガ -笑うのに理由はいらない-』Dr.M.Kataria
(日本笑いヨガ協会発行/販売終了)

「笑いで自信が高まる」というのは、この本に書かれている言葉だけで解釈すると、けっこう薄っぺらいものになる。

しかし、本当の意味はやったものだけがわかる。

時間が経つにつれてより社交的に、のびのびふるまえるようになります。
徐々に自信が湧き、しっかりした人格とリーダーシップが育まれます。

『笑いヨガ -笑うのに理由はいらない-』Dr.M.Kataria
(日本笑いヨガ協会発行/販売終了)

私は笑いヨガリーダーになって丸4年になる。(2012時点)
笑いヨガの実践者になったのはその10週間後、笑いヨガティーチャーになってからだが、それからは毎日必ず笑っている。
この月日を積み重ねてきた重みが、今は分かるようになってきた。

笑いヨガで作られる自信というのは、人に安心感を与える態度や話しやすかったり親しみやすかったりする雰囲気から来る。
笑いヨガを続けていると、必ず身体が変わり、顔が変わる。
時間はかかっても、Dr.カタリアのいうように自信はついてくる。

だからこそ、自分に自信がない人は、笑いヨガをやることを勧める。

自信は人からの評価ではなく、自分自身の居心地の良さで身につく。
毎日笑っていたら楽しくないわけはない。
楽しい毎日を過ごせる人は、自分自身でいることが居心地良いはず。

笑いヨガをちゃんとやったものだけが、得られることの一つが「自信」だと思う。

努力を重ねるだけでは得られない自信もある。

「時間が経つにつれて」という言葉の意味が身に染みる。

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まぐまぐ「心と身体に効く笑いヨガの力」
Vol.154 “「自信」はあるか”(2012.6.20)
Vol.169  “笑いと自信”(2012.10.16) 編纂

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日本笑いヨガ協会が笑いヨガリーダー養成講座を始めたのは2009年2月のこと。たくさんの人が受講されました。その中の一人が医学博士の大平哲也(福島県立医大教授)先生です。笑いヨガで、講演が劇的にうまくなった一人です。大平哲也先生の新刊『1日1回!大笑いの健康医学』が2023年6月6日発売です。(Web版は6月8日発売)



日本笑いヨガ協会の養成講座もぜひお試しください。