1種ではなくて10種体癖だったのか?
1種体癖だと思っていた友人は、実は10種体癖ではないかと思い始めた。
そもそも、その男性は穏やかな性格で、順序立てて論理的に思考する人であり、感情に左右されること、特にネガティブな感情を表に出すことは全くなかった。面長で首が太く、背は高い。骨格はしっかりしていて上下に伸び、特に上半身が筋肉質で、ごつい感じがする。とにかくたくさん本を読み、言葉を扱うことに長けている(教育関係の仕事に就いている)。
一方、10種体癖ではないかという疑問は次のようなことに気づいたからだ。まず大顔で、開いている。大柄でもある(10種であれば骨盤が開いているはずだが、ここは今ひとつ分からなかった。男性は特にお尻の外観が分かりにくいのではないかと思う)。10主体癖は博愛的で、料理を無意識にたくさん作ってしまったり等、人の面倒を見ることを快とするところがあるが、そういえば彼の家へ遊びに行く度にたくさんの料理を振る舞ってもらっていた。食材や調味料、お酒、お菓子などを”箱買い”してたくさん買い込むことが多く、食べ物が絶えたことがない。生存することに対して強い執着を示すところも10種の特徴だ。
さらには彼の母親も未だに子離れができず、結婚した子どものところへ遊びに行くだけでなく、配偶者にもしょっちゅう連絡があるそうだ。いつまでもお世話をしたい、1から10まで抱え込みたいという欲求が10種にはあると思われる。
10種は「老いた性」と言われるように、幼い頃から性的に成熟しているところがあるため、年上の異性から好意を持たれることが多い。しかし、これまで出会った10種(であろう人たち)の中では、女性であればそういった傾向が強いのだが(驚くほど当てはまる)、10種の男性はそこまで顕著ではないのかもしれない。まだサンプルが少ないのではっきりとは言えないが。
こう考えてくると、やはりその友人は10種傾向の方が強いのではないかと思えてきた。そうなるとどんどん照合してみたくなる(例えば、彼は孤独をしょっちゅう感じているのだろうか?パートナーが寝込んだ時に意気揚々と力を発揮しているだろうか?)。
もう10年来の友人でこういったことが起こるから、体癖は面白い。
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