モンスターズ・悪魔の復讐(リジー)

犯罪史とか犯罪心理学に興味があればご存知リジー・ボーデンです。両親(母は継母)を斧で惨殺したのではないかと言われている所謂老嬢の物語。
当時の女性の無力さ、非人間的な扱いに息がつまりました。知的な女性には耐え難い、生きながら葬られる感覚。…斧でぶっ叩きもなるわ、そりゃ。
料理の仕方によってはもっと面白く作れそうな気もしましたが、語弊がありますが中々楽しめました。うーん、興味深くが正しいか。
メイドとのユリ描写で犯行への導線したわけなのだけど、そこに愛があったかというと、自己愛の延長だよなあ、と感じました。典型的自己投影でしかないと思う。
…で、残ったのは、はたして現代の私達は彼女達の牢獄から脱出できているのだろうか、と言う疑問。女性である事の生きにくさはあるよな。
斧を振り上げるのは、ひょっとしたら紙一重?

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