空色のブラウスが連れてきてくれたもの
住んでいる町のギャラリーで開かれた「もなか市」で出会った服のお話です。
もなか市では、やさしい笑顔で、キラキラの瞳を持っている人たちがお店をだしていた。
とってもいい雰囲気で自然と私も笑顔になっていく。
いい気持ち。
笑顔っていいな。
その日も美味しいコーヒー豆を届けてくれる友人が
ドリップコーヒーのお店を出店していた。
もちろん美味しいコーヒーを淹れてもらう。
いつも通り美味しいな。(また、笑顔がひろがる)
そして古着も売っていて、なんと植木の上に広げて売っていたよ。(笑)
空色のブラウス
空色は私の好きな色
そして友人が選んで着ていた服
お持ち帰りすることにした。
家に帰りさっそく着てみると似合っているし、着心地もなかなかいい。
ボタンを変えたらもっとステキになるかもな、と思いつく。
だけど、この町には手芸屋さんがない。
手持ちのボタンもいまいちだなぁ。
ネットで探すかな〜。
そうだ!
山の向こうにある「うた種」さんにボタンがあるかもしれない。
「うた種」さんは洋裁をする店主さんが、雑貨を飾っているし、ミシンを踏みながらお店番をしている喫茶コーナーもあるお店。
もちろん、生地や手芸用品も置いていた。
お店の佇まいも私の好きな雰囲気だから、きっと気に入るボタンがありそう。
そして、しっかりと雨の降る日に訪れてみた。
たまたま雨が降っていただけだけだけど。
そしたらね。
やっぱりありました、ぴったりのボタンが。
ブラウス1枚から見つけた幸せだった。
このあと、もうひとつ幸せを見つけたお話はまた今度。
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