【2021年3月7日〜3月13日】今週のコンテンツギルド
皆さまこんにちは。
今週からこのような記事をスタートさせます!
『今週のコンテンツギルド』
こちらは、当メディアを運営している若手放送作家が毎週、「その1週間見た中で面白かったコンテンツ」を紹介する、連載記事でございます。
コンテンツは多岐に渡り、テレビ・漫画・ゲーム・ラジオ・動画媒体・映画・ドラマ・アニメ・本・SNSなどになります。
それぞれが日々見聞きしているコンテンツはなんなのか、
人にオススメしたくなるコンテンツはなんなのかをご紹介して参ります。
こちらの記事を見て「あ、これ面白そう!」と良かったら
是非チェックしてみてください!
記念すべき第一回は「3月7日〜3月13日の1週間の間で各若手作家が見聞きしたコンテンツ」となります。
それでは、どうぞ!
立川ヒロナリの今週のコンテンツギルド
①おきゃダレBASE【モノマネーの虎】
『「Uber Eats」がもしもプレゼンされていたら』
かつてあった「マネーの虎」という番組をパロディした動画。
マネーの虎は志願者が新たなビジネスプランなどを提示し、そのプランに賛同したら企業の社長たちが志願者にお金を授受するというもの。
志願者と吉田栄作、社長たちを数人で演じるのではなく、
なんとたった2人だけで演じている。
中でも堀之内社長のモノマネは目つき、ペンの持ち方、声のトーンなど本当によく似ていてクオリティが非常に高い。
番組内で使われていたBGMやSEも随所に入り、マネーの虎を以前見ていた人には懐かしさを感じ、思わず見てしまう感じがする。
現在は登録者数1万人だがほんの少し前まで5000人もいってなかったので
今急激に伸び始めているチャンネルの一つ。
「もし、今では当たり前にあるものが2000年代前半にプレゼンされていたら」という目線の動画は他にもあるので良かったらチェックしていただきたい。
こういった最小人数でやりきるっていうのも改めてYou Tuberの主流になったよなぁと再確認しました。
②AuDee「向井と裏方 #1、#2」 『藤井青銅ゲスト回』
AuDeeで配信されているパンサー向井さんがMCとなり、全国のラジオ番組に携わるスタッフをゲストに招き、制作の裏側を語ってもらうこの番組。初回ゲストがいきなりオードリーのANNやかつてウッチャンナンチャンのANNの構成を担当した放送作家の藤井青銅さん。
なぜオードリーがANNをやることになったのか、M-12008敗者復活よりも前にオードリー、特に若林さんの才能を見抜いていた藤井青銅さんも裏話は必聴です。
この放送内で藤井青銅さんは「心が動いてないと喋れない」と仰っていてラジオのフリートークは起こったオチよりもそこにたどり着くまでの感情の揺れ動きが重要なんだなと再確認しました。
③ドラえもん最新ひみつ道具大事典
放送作家をやっていると様々なアイディアを出す場面に遭遇する。
●AV女優を使ったゲームの案
●同窓会で集まったかつての同級生が感動するような仕組み
●おじさんと若い女の子がデートしたら面白そうな場所
などなど、かつて仕事で上記のようなことをあーでもないこうでもないと
思いながら考えたことがあります。
この本はドラえもんの原作に登場する約1600個のひみつ道具の名前・その性能がイラスト付きで書かれている事典。
何かアイディアが浮かばない時、この本をパラパラとめくると様々な着想が生まれます。マイナーな道具も沢山あって読んでて飽きないので良かったら是非チェックしてみてください。
松原将貴の今週のコンテンツギルド
①ヤーレンズの芸人ヒストリア(ゲスト:虹の黄昏さん)
ヤーレンズさんのオフィシャルYouTubeチャンネルで配信しているシリーズ「芸人ヒストリア」。
ゲストに同世代の芸人を呼んで、彼らの歴史やヤーレンズさんとの関係性を掘り下げていく企画。前回ゲストの三福エンターテイメントさんに続き、今回は虹の黄昏さん。全4回にわたるほど深いお二組の歴史がついに完結。
この世代の芸人さんに注目すればするほど、東京のお笑いシーンがより楽しめること間違いなし。
②さんぽ岩永さんのnote「急に妹ができた」
太田プロ所属さんぽの岩永さんによるnote。小学3年生のときにご両親が離婚してしまい、父親に引き取られた岩永さん。
20年ほど母親と連絡を取っていなかったそうなのだが、ある一通のインスタのDMによってドラマのような急展開が起こる。
芸人さんならではの表現でありつつ、非常にリアルかつ生々しさを感じられる文体。“泣ける”とも“感動”とも違う、とことん「人生って面白いなぁ」と思えるような文章。
※ちなみにさんぽさんのコント「17月48日」は超名作なので是非とも。
渡邊志門の今週のコンテンツギルド
①「僕たちテレビは自ら死んでいくのか-上出遼平」群像
「ハイパーハードボイルドグルメリポート』で一躍テレビ界の話題をかっさらったテレビ東京・上出遼平さんによる寄稿。
ジリ貧に追い込まれているテレビというメディアと、それを作るテレビ局、その中でなんとか面白いものを作ろうとするディレクターの葛藤。
メディア関係者だけでなく多くの人に読んで欲しい文章。
②「なかやまきんに君が焼肉にパワーをおくる!」『ダイショー やきにくのタレ』新WEB-CM
なかやまきんに君さんがひたすら「パワー!」と連呼し続ける焼肉のたれのWEB-CM。彼自身かなり昔からこのギャグをやっていて、今それ一本のCMが制作されるというのはまさに『時代が彼に追いついた状態』。
YouTubeチャンネルも面白いので是非。
③秋山とパン「#21」
虚構に満ち溢れる『秋山とパン』。#21では序盤のあまりにも雑な合成、中盤からなぜかジングルの話になり、ラジオリスナーは必ず分かるジングルあるあるを喋りながら、最終的にクリス・ペプラーが出てくるという構成と展開が最高でした。べナスティスティスファクション!
※3月18日(木) 01:36まで視聴可能
山田ボールペンの今週のコンテンツギルド
旅人たけし杯
ライブシーンで大きな波紋を呼んだ「ビートたけし杯」のパロディライブ!
「旅人たけし」を審査員長に6組の芸人がネタを披露!
決して高くない「旅人たけし」のクオリティなど本家「ビートたけし杯」を見た人も見てない人も楽しめるおバカな配信ライブ!
『今週のコンテンツギルド』は毎週月曜の夜に更新します!
配信期限・視聴期限があるものもございますのでよろしければチェックください!
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