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恋愛の美味しいところだけを食べたいとかいう程度の器

自分は 恋愛と縁遠い日々を送ってきた。
小学生の頃 いっちょ前に好きな人はいた。でもそれは 今考えれば当時友達だった女の子たちとそういう話で盛り上がりたいだけだったように思う。秘密の共有。そして 秘密の漏洩。
好きな人とどうなりたいとかいう気持ちはなかったので ただ好きなだけで終わり。

今じゃ 恋愛のれの字もない。
小学生の時から じんわり感じてはいたが 自分には自殺願望が芽生えていた。
なんでそんな願望を持つようになったとか そういうことは自分でもよくわからないのでいちいち考えないが 自殺願望を持っているものが 恋愛などできなくないか ということを最近考えているのだ。
恋愛をするという行為は 人生にとってプラスだと自分は思う。
その人と一緒にいたい というのは その人と生きていきたいという事だと捉えているので前向きなライフイベントだ。
でも 自殺願望ってどう考えてもマイナス。できることなら生きていたくないのだから。でも死なない。まだ。
自殺願望があっても恋人がいる人をみて感じるのは 死ねてないうちは安心したいのかなーとか思う。でもそれって結構自己中心的?

もし告白されたら自分はどうするのかなと考えることがある。
笑ってしまう。自殺願望があるのに。嘘じゃん。自分も安心したいんじゃん。自己中心的だよ。
告白される妄想をする度 この答えを出してしまった自分に刺される。 確かに自殺願望を持ってる恋人なんて嫌だろうと自分も思う。でも 人の物理的な温もりとか 好きな人に名前を呼ばれることとかそういうホカホカしたものに一生触れることないと考えたら寂しい人生だとも思ってしまう。だからといって自分が安心したいために恋愛の美味しいところだけを食べたいとかいう程度の器で恋愛などしていいものなのか。

恋愛って数多くの人にとって当たり前の感覚でそういう話題が出るとその当たり前さに圧倒される。
自分は自殺志願者でこれからもそういう気持ちは消えないと思うので恋愛なんてできないんですよ なんて人は少数派だと思うから そんな事を当たり前の感覚を持ってる人に言えないし その感覚をもってないだけで足元見られたりするのもわかってるから なんとなくな言葉並べて またべつに感じなくてもいい罪悪感を飲み込んで 変な顔になる。

でも結局 恋愛に発展されるような見た目を持ってる訳ではないし 自殺願望がなくたって恋愛なんてできないでしょって感じでもあるので こんなこと考えなくたっていいことなんだけど。自分の人生が上手くいかないうちは 他人を巻き込むべきでもないし。

#恋愛コンプレックス
#足元見られる側の人間
#杞憂

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