徳を積む彼と毒を積む私

「徳を積む」という言葉がありますが
単純に「善い行いをする」ことが
それに値するのだろうと思ってましたが
さらにその上があってそれは

●誰も気付かない善い行いをする

だそうで、私にはハードルが高いですね。
この前ちょっとこれに似た？事あって
トイレの交換工事で水道屋さんが
床の下に配管作業に潜ったのですが
想定内の時間になっても作業が終わらず
何かあった？床下仙人おった？食べられた？
とか思ってると、やっと出てきて

「何とかできました。」

の一言だったんですけど
その時のその場の雰囲気は
けっこう時間が押して後の工程に影響あって
彼の評価が少し下がったのですが
後から分かったことですが
かなりのハプニングが床下であり
彼には全く責任が無く、逆に

「よくやったな。」

の賛辞を送るべき状況だったんですね。
そんな事一言も愚痴らず

「何とかできました。」

の一言で終わらすなんて
冒頭の徳を積む行為じゃないですか
私だったら間違いなく
点検口から顔出して出てきた瞬間
トランプ風なジェスチャーしながら

オレめっちゃ頑張ったんですけど

アピールしますからね。

なんか彼に後光が見えましたよ。

あ

この後光には負けますけど

で

そー言えば前にも彼の男前な場面を
見たこと思い出したんですけど
彼の会社の事務所に行ったとき
事務所にいたのが彼だけで
社長の机に社員の為買ってきた
九州のお土産のラーメンが何個か置いてあって
完全に私の分は無かったんですけど、冗談で
「何か気を使わせて悪いね。」
って言って箱一つ手に取ったら
「どーぞ。」
え？マジで？
って思ったんですけど
ここは頂いて帰るのが面白いかな？と思い
持って帰ったら
社長から電話あって
「流石ですね。ホントに持って帰るなんて」
どーも、足らない分は彼が犠牲になるつもりで
私に「どーぞ。」だったらしく・・・。
そんな彼の いい噂 広げたいなって真剣に思ってます。

が

この記事で
私の落としたイメージも
そこそこかなって思ってます。