ジョハリの窓で褒める
ティファニーのインスタが更新されたんですけど
ごめん!もう振込終わってる!
ブログ書きます。
住宅のリペア専門業者の営業の女性が
事務所に訪問してこられました。
で、私の事じゃなくて、
うちの事務所の内装をめちゃめちゃ褒めてくれるんですね。
リップサービス半分として聞いても
言い過ぎちゃいますか?って思うくらい褒めてくれて。
その中で彼女が事務所の空間を
「地下にいる雰囲気があって好き」
これ言われたの初めてで、私もそんな事思ったことなくて
なるほどね~ と感心したんですけど
事務所の窓を空しか見えない空間にしたかったんで
けっこう高い位置にしかつけてないんですね。
で、これ言われた時にあの人の言葉を思い出しました。
ジョハリの窓で褒める
あれは確か1年くらい前のことでした。
いつもお世話になってる人なんですけど
現場で話をしてる時でした。
その人が、あ、以降は 師 と表現していきます。
師が
「人を褒めるのは褒められた方は当然だけど褒めた方も気持ちがいいっていう WIN WIN の行為なんだよね」
「そうですね」
「褒めてる?周りの人を」
「心がけてますけどなかなか・・・。」
「山下君てさエロサイト好きだよね」
「あえて否定はしません」
「アダルトチャットはしてる?」
「え?アダルトチャット?」
「そう、ちょっとエッチなやつ。ただ話すだけでもいいんだけどね」
「へ~。僕は基本ビデオなんで」
「それって一方通行でコミュニケーションになってないよね」
「はい」
「これからの時代コミュニケーションスキルってすごい重要になってくるからさ。僕はある意味学校で、国語・算数・理科・社会・コミュニケーション
みたいに授業の科目に加えるべきだと思ってるからね」
「はい」
「でね、チャットっていうのはいかに早く相手にこちらの思いを伝えることができるかがポイントなわけ」
*このあとチャットのシステムを5分ほど聞かされました。
「で、僕がインした子が巨乳でね。山下君ならなんてチャットする?」
「ま~ 胸が大きいですね とかですか?」
「だよね。普通はそうだよね。でもそれじゃダメなんだよ」
「え?じゃ何て言うんですか?」
「僕はね。その子がアピールに両手で胸を押さえてたからこう言ったんだ」
指の形がとてもキレイですね
「そしたらその子、 え~そうかな~?そんな事言われたのはじめて!うれしい! ってなったんだよ」
「ほ~~~」
「この言葉だよ!この言葉を会話で引き出すことが大事なんだよ!!」
「は・・・はい」
「山下君はジョハリの窓って知ってる?」
「いえ・・・。」
「だろうね。ジョハリの窓っていうのは・・・。」
そう言いながら師は鉛筆を逆さに持ち地面に線を引き始めました。
書き終わるとゆっくりとした口調で説明してくれました。
A 開放の窓
自分も他人も知ってる自分のこと
B 盲点の窓
自分は知らないが他人は知ってる自分のこと
C 秘密の窓
自分は知ってて他人は知らない自分のこと
D 未知の窓
自分も他人も知らない自分のこと
「さっきの話で僕が女の子に言った言葉はどの窓になると思う?」
「えっと~ Bですか?盲点を突いたんじゃないんです?」
「違う!Dだよ!」
「すいません!」
「いいかい、僕の言葉は今まで誰も言わなかった自分でも気づいてなかった領域へ踏み込んだことになるんだよ。つまり未知の領域。そこを褒めることできるかどうかなんだよ。それが相手へのインパクトになり、印象にも残り特別な感情を抱かせることができるんだよ。未知の窓を褒める事に徹せよっ!てことなんだよ!それが ジョハリの窓で褒める! ってことなんだよ!」
力が入り少しずれたメガネを修正した師は深呼吸したあと続けてこう言いました。
「でね。それを実行するには圧倒的な観察力が必要になってくる。誰も気付いていない部分を探し出す観察力がね。好奇心を養うこととも関係してくるんだけど、まず習慣として身に着けた方がいいことがあって・・・。」
「なっ 何なんですか!その習慣って!モテるための習慣って!」
師の言葉に被せながらサハラ砂漠のど真ん中でオアシス見つけたかのように目を見開き前のめりになり、神は人の話をよく聞くようにと口を一つ耳を二つにされた は誠であったと思いながら問いかけました。
「なぜ?の習慣だよ。」
「なぜ?」
「そう、身の回りで起きたちょっとしたこと、モノに疑問を持つ習慣を身につけるんだ。そうすることで好奇心が養われてくる。そうすれば観察力なんて自然と身に着くからね。」
「なぜ?の習慣で自然と女子にモテるってことですね。」
「ま、そーゆーことになるよね。」
「ありがとうございます!」
感動でこぼれ出そうな涙を必死でこらえている自分がいました。
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