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僕を僕として、見て欲しい。王位を捨てられるほど、素晴らしい人に学ぶ

こんにちは。石川笑太郎です。

想像してみてください。
あなたが王位継承者だとして、今目の前に好きな人がいます。
あなたは、自分を王子(王女)だと言いますか?それとも、山羊飼いだといいますか?

「星の王子 ニューヨークへ行く」
1988年のこの映画は、一国の王子が、本物の愛を求めて、アメリカに旅立つというところから始まります。
主人公のアキームは、風呂も着替えも食事も、トイレだって使用人がついている一国の王子様。(羨ましくてしょうがいないが、、、(-_-;))
何もかも父親(王様)に決められた人生を歩んできました。でも彼には自分が愛する人と結婚をしたいという強い心があったのです。意を決し、アメリカに旅にでます。

そこでアキームは素敵な女性と出会うのですが、自分の身分を明かさないのです。なぜなら、「王子の僕ではなく、そのままの僕で決めて欲しい」と心の底から決めているからです。

ネタばれはあまりしたくないので、しませんが、僕がここから学んだことは、「経歴や学歴、家系ではなく、今の自分が大切だ」ということです。
アキームは、彼女のためなら王位でさえ捨てると言いました。それってとんでもないことだと思うんです。(ま、日本でも色々ありますが、、、笑)

どんなに勉強ができても、逆にできなくても、いいキャリアでも、そうでなくても、今のあなたがあなたなのではないでしょうか。

吉田松陰も言っています。

大事なことは、何をどう手に入れるかではなく、
どんな気持ちを感じたいかなのです。
たとえどれだけ広く、美しい家を手にしたとしても、
住んでいる人がやさしい気持ちになれないのなら、
それは貧しい人生です。

覚悟の磨き方より

アキームは誰よりも他人思いで、助けを必要としている人を見捨てませんでした。誰よりもお金を寄付し、誰よりもよく働き、誰よりもジェントルマンでした。

自分に、精一杯胸を張れるように、しっかり生きていこうと思います。

また今日も素敵な映画に出会いました。

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