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【ぽろっと一言#2】先生の”カッコいい100点”の付け方

こんにちは。石川笑太郎です。

小学校の記憶って曖昧です。
でも、稀にごく細かなシーンを覚えていることがあります。

先生の教卓が黒板に向かって左側にありました。
小学校は、担任の先生が全科目を教えます。
だから国語のテストの時間には、算数のテストの採点をしています。
赤ペンのキュッキュッという音が、教室に響いています。
偶然僕は、教卓の目の前の席。
教卓の上が少し覗けました。

先生が100と付けた瞬間を覚えています。

「0と0が、くっ付いてる!!カッコいい!!」

0と0の間繋ぐ横線、文字全体が少し斜めに向いているフォント。
僕は文字も数字も汚かったので、先生の100がとてもカッコよく見えたんです。それからなるべく100を書くときは、くっ付けていました。


そう考えると、僕も当時の先生と同じくらいの年齢になっています。
どうでしょう。
先生のように、"カッコいい100点"、書けますか?

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