見出し画像

草木染め@モミジバフウ

街路樹でもよくみかける背の高い木のモミジバフウ。大きな紅葉のような葉をつけて、秋になると実をつけます。トゲトゲの実ですが、栗のいがのようには痛くはありません。乾燥させるとリースの飾りなどにも良い雰囲気を演出できる実です。こちらを拾い集め、煮立たせて染め液を作り絹糸を染めてみました。

グツグツ

沸騰してきたお湯に実を入れると、結構早く色が出てきます。あまりたくさん拾えませんでいたが、色は出てきそうです。

おしゃれなお茶のよう

「何色がいただけるのだろうか?」と、糸を入れるその瞬間までが楽しみです。糸に吸い込まれた色は薄いベージュでした。私は鉄媒染が好きなので、この後ほんの少しの量の木酢酸鉄液で色止めをしました。

水洗い中

乾かして陽の光の下で見るとライトゴールドというのでしょうか?ベージュではなくキラキラのゴールドです。これは絹糸を染めているからかもしれませんが、とても落ち着いた色です。
モミジバフウからもまた素敵な色をいただけました。

キラキラのゴールド

出勤途中でも、近所のお買い物の途中でも目についた草木植物をみると
「これ、何色に染まるかな・・・」となんでも素材に見てしまいます。
剪定しているところを見かけると、「あの枝がほしい」と思うことも何度も。通勤帰りだったらお声掛けしてもらって帰ることができるのに〜〜なんて、悔しい思いをしたこともあります。
今度声をかけてみよう、と思うのも人とのつながりができて楽しかったりします。

いいなと思ったら応援しよう!