文大統領と金正恩氏の方向性

■方向性
 韓国の文大統領は反日で親北朝鮮派。反日と親北朝鮮で政権を維持したが雲行きが怪しくなった。第二回米朝首脳会談が失敗し朝鮮半島の非核化は遠のいた。さらに北朝鮮政権に対抗する臨時政府まで出現。これは文大統領には悪夢をもたらすことになる。

■臨時政府と文大統領
 文大統領は今の北朝鮮政権寄り。だが臨時政府は北朝鮮政権と対立することを公言した。これで文大統領の方向性は臨時政府と敵対することを意味する。しかも米朝首脳会談が失敗したことで、アメリカが北朝鮮を攻撃する方向に向かった。だから文大統領は落胆した。

■臨時政府と金正恩氏
 第二回米朝首脳会談は失敗。これはアメリカの軍事的圧力が段階的に高まり、最終的には北朝鮮を攻撃する未来。北朝鮮は時間稼ぎには成功したが未来の破滅を導いた。
 
 しかも悪いことに北朝鮮政権に対抗する臨時政府は出現。仮にアメリカが臨時政府を正式に認めれば、北朝鮮政権は交渉相手ではなくなる。これでは時間稼ぎが無意味になる。

■文大統領の今後
 文大統領は空気を読むのが早いのか、敵視する日本にすり寄りだした。従軍慰安婦は国が募集した公娼。だが捏造で強制連行して性奴隷にしたと弱者ビジネスができる国。捏造で被害者ビジネスができる日本に寄生して、己の保身を選んだと思われる。

 日本としては日本の権威である天皇陛下を侮辱されたので、韓国とは国交断絶が好ましい。だから文大統領を拒む方が得策。

■金正恩氏の今後
 金正恩氏は今後も非核化方針を維持することを公言。それは当然。何故なら非核化を放棄すれば即アメリカの攻撃が行われる可能性が高い。だから金正恩氏は非核化方針を維持するしか道が無い。つまり金正恩氏には選択肢が無いのだ。

 さらに臨時政府の出現でアメリカの交渉相手が変わるかもしれない。そんな時でも金正恩氏には非核化方針しか残されていない。見た目には穏健派に見えるが、金正恩氏には選択肢が無いだけ。それだけ追い詰められた。

■臨時政府と非核化
 臨時政府は北朝鮮政権と対立。ならば北朝鮮政権との違いを出す方が得策。北朝鮮の非核化と北朝鮮による拉致問題解決は金になる。何故なら日米が報酬として支援金を出すからだ。

 臨時政府としては日米と協力する方が得策。これなら臨時政府の選択肢が増えて都合が良い。臨時政府が北朝鮮政権よりマシかどうかは不明。だが今の北朝鮮政権よりは良いかもしれない。

■沈黙の後
 トランプ大統領は臨時政府に関して沈黙。第二回米朝首脳会談が終わってから動きが無い。これは臨時政府の背後と有用性を議論しているからだ。臨時政府を認めれば北朝鮮政策が変わる。だから結果が楽しみだ。

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