傘に見るライフスタイル
今年の梅雨。突然ビニール傘が恥ずかしくなりました。
キッカケはハッキリしています。
会社の傘立てにあるビニール傘達がみっともないからと
処分されることになったのです。
ビニール傘のヘビーユーザーだった私。
この「みっともない」という言葉がグサリと刺さり、
以来、通勤電車、コンビニや施設の傘立て、
雨の日に傘をさしながら歩く人達を観察し始めました。
周囲を見渡してみて気がついたのは、
清潔感があって小綺麗にしている方は、
高級感のある上品な傘を持っている、ということ。
綺麗な靴を履き綺麗な洋服を着て髪型やメイクをきちんとしたら、
ビニール傘だとバランスが悪く見えますよね。
部分は全体を表す、という考え方にはとても共感。
とにかく。鶏が先か卵が先かわからないけれど、
傘にはその人の生活が表れるのだと確信したのです。
どう在りたいかという未来像から考えてみると、
ビニール傘を持つ女にはなりたくない。
それがハッキリしたら、家にあるビニール傘は処分です。
傘を気にしない彼に雨の日に持たせました。
ちなみに、彼は100㌫傘をなくすから、
むしろビニール傘じゃなきゃダメなんです。
玄関の傘立てにスペースを作り、
新しい綺麗な傘を受け入れる準備が出来ました。
いくつかのブログを読み、槙田商店に決定。
優柔不断なので、全ての商品をニカ月かけてゆっくり吟味しました。
結局、上品でフェミニンな水色の傘を購入しました。
手にとると、宝物を手に入れたような心強い気持ちに。
以来、傘の取り扱いが丁寧になりました。
綺麗な傘を持つことで背筋がピンと伸びて
洋服やヘアメイクで妥協できなくなりました。
雨の日の自分が好きになりました。
これからも大切に使っていきます。