マイクの種類のお話:コンデンサーマイク と ダイナミックマイク
Youtubeでピアノチャンネルを定期アップしている筆者チーム。
ちょっと背伸びして、プロフェッショナルな「コンデンサーマイク」なるものに機材を変更してみました。
これがとってもいい音質!
でもこの子、扱いにくい実は曲者でした。
導入はすごくおすすめ!でも、失敗しやすいので、このマイクを中心に、「マイクの種類」についてお話していきます。
ちなみに筆者チャンネルはこんな音質に。
この動画で使っているのは、「AKG C414」というコンデンサーマイク。
電気を使うマイクなので、低音から高音まで繊細に収音することができます。
でもこのマイク、レコーダー側で電気を流す設定が必要になります。
これが曲者なのです。
マイクは2種類!:
「ダイナミックマイク」「コンデンサーマイク」
マイクの種類は2つあります。
安価で広く普及している「ダイナミックマイク」
そして、高くてプロ仕様の「コンデンサーマイク」です。
ダイナミックマイク
このマイク、見たことある方多いのでは。
「ごっぱー」とか相性がある「SHURE SM58」です。
これがダイナミックマイクの一つで、どこにでもある信頼抜群のマイク。
1万円ほどで買えて丈夫で長持ち。
さらにミキサーにさせばすぐ使えので、セッティングが簡単でライブにとても適したマイクです。
コンデンサーマイク
AKG C014シリーズのマイクが「コンデンサーマイク」です。
四角い形のマイク、見たことあるのではないでしょうか。
大体これが、それ。笑
コンデンサーマイクは、設定や管理がちょっと大変。
使用には"ファンタム電源"という電気を流さないと使えず、湿気にも弱い、わがままっ子。
でもその代わり、高い音から低い音まで、フラットかつ高音質に収音できるので、レコーディングや、音響設計された"大型のライブ"等に利用されています。
ダイナミックマイクに電気を流すと壊れる
マイクには電気が必要なマイクとそうでないマイクがある。
ということは、レコーダーやミキサーに、それを設定するところがあるってことなんです。
ちなみに、ヤマハのミキサーはこれがそのボタン。
「ファンタムスイッチ」って言います。
電気を流すわけなので、間違って押すと、大きなノイズがスピーカーから流れたり、機材によくない影響があったりでとても大事なボタンなのです。
だから、真っ赤で目立つ色。しかもLEDまでついているわけです。
「ダイナミックマイク」でここをオンにしてしまうと、ずっとノイジーになったり、「コンデンサーマイク」でオフにしてしまうと、音がほとんど聞こえなかったりします。
ミキサーをいじるときは、ここも是非チェックしてみてくださいね。
ZOOM H6:コンデンサーマイクが使えてコンパクトなレコーダー!
Youtubeの録音環境をできるだけシンプルに。かつ高音質にできるようにいろいろと調べてみました。
そしたらZoomで優秀なレコーダを発見。
このコンパクトさはこれくらいしかないかも。
また、ステレオマイクも標準で付いてくるので、マイクをもっていかなくたって、高音質な音が手軽に撮れちゃいます。
ZOOM H6
レコーダーによっては、一部のチャンネルしか"ファンタム電源"が利用できなかったりする中で、これなら4ch独立して設定をすることができます。
もうちょっと安価にすませたければ、以下のレコーダーもあります!
ZOOM P4
付属のマイクと、タッチパネルは無いのですが、これでも十分ですよね。
2万円代から購入出来きます。
また、他の会社に比べてZOOMは比較的操作が分かりやすいです。
まずはダイナミックマイク。チャレンジしたくなったらコンデンサーマイクで。
ダイナミックマイクは決して音が悪いわけではないです!
なので、まずはこちらで録音になれるのが一番いいと思います。
そして、もっと音を追い求めたくなったら「コンデンサーマイク」を選んでみて、ステップアップしてみるのはいかがでしょうか。
また、レコーダーでご紹介した「ZOOMは」、オーディオインタフェースやレコーダーなど、「音を収音する」機材を多く取り扱っている老舗です。
癖のない素直な音が特徴なので、マイクでレコーディングすることを考え始めた方は是非検討してみてください!
また今度、良い音でとれるレコーダーの設定方法なども解説していこうと思うので、ご興味ありましたら是非フォローください♪
ご質問などもコメント欄にてお気軽にどうぞ!
筆者について
重野 悠(起業家・作曲家)
主な担当作品:おおきなぞうとあっちゃんの星(プラネタリウム) / こどもちゃれんじ ステップ(教育用アニメーション) / テーマパークショー等
ワオン・ワークス株式会社 代表取締役
音楽アルバム: https://linkco.re/6BvrEg4g
note: https://note.com/yushigeno
twitter: https://twitter.com/YuShigeno