《「弱者のふりをした卑怯者は混じっていないのか?」と語る長谷川豊さんに伝えたいこと》(イケハヤブログ「まだ東京で消耗してるの?」)
これは正論。
かつて、中国で取材したとき、「もっともっと日本のことを知れば、反日なんて馬鹿馬鹿しいと思うようになりますよ」と、中国の知識人に言われた。「インターネット時代に入って、国が誂えてくれた情報だけを聞いていた時代から、皆が自分で情報を自由に得る事ができる時代に入った」と彼は言っていました。他者を信頼出来ないと思わすことで憎悪は続くし、恨みつらみは消えない、と。
今は日本国内でそれが起こっているような気がします。一部の何かを取り上げて、それが全体であるような物言いをして、それをぶっつぶせと叫ぶ――ほら、これって我々が見聞きした「中国のネトウヨ」とおんなじレベルじゃないですか。
つまり、我々の社会も中国のネトウヨとおんなじことしてるってわけですよ。
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人々の知る権利と考える権利。
21世紀以降高まる権利意識とともに
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