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偏差値50以下の私が薬剤師になれた勉強法

自己紹介

私がどのくらいの実力があるかわからないと、参考にしていいか懐疑的な方もいるので簡単に自己紹介をします。

30代中盤、性別は男、好きなものは動物。
大学は薬学部の偏差値が50もないようなところに通いました。
センター試験では、確か7割くらいしか取れていなかったと思います。

大学に入ってからは、友人に恵まれたこともあり、自分にあった勉強法を身に着けることができ、国家試験の模試で学内1位を取れたこともありました(全国では確か11000人中、170位みたいな感じでした)。模試の結果は、とっていなかったですが・・・。

私は第100回の国家試験を受験したのですが、記念に取っていた問題を引っ張り出して来たら、自己採点はこのくらいだったみたいですね。
本当にぱっとしない点数です。

なぜこの中途半端な私が、勉強法をnoteに書くのか。

世の中にはもっと頭のいい人は星の数ほどいるし、私の勉強法なんて参考にせずともそういう人たちのYoutubeとか見ればいいと思う方もいると思います。私もそう思います。
ではなぜ私がnoteに書くのか。それは、東大王に出れるような方たちは、雲の上の存在すぎて、逆に参考にならないと感じる方たちのちょっとした気づきなどになればと思い、書いてみようと思います。薬剤師には人並みに勉強を続けることができれば、なれるよって伝えられればと思います。

このようなものを書くのは初めてなので拙い文章ですが、みなさんのちょっとしたニーズに応えられるよう頑張ってみます。

基本的な勉強方法

基本は、過去問や青本を解く

間違えた問題やわからない部分を青本や教科書で''理解できる''まで、調べつくす

完全に理解できたものはそこで終了。
理解できた・・・のか?みたいなやつは、自分のノートにまとめる。まとめるときは、必要な知識から、導き出さないといけない答えまで論理だててまとめる。

基本はこれの繰り返しです。過去問は今の自分がどのくらいの実力か測定するのに役立ちますが、どんな知識や考え方を知っておく必要があるか、どんな視点から考え始めて答えを導き出せるか?を知るためのものだと思っています。
だから、間違えた部分すべてを理解できるようにしていました。問題文があり、次の文章の中から正しいものを二つ選べ。とかいう問題が多いと思いますが、そのすべての選択肢の文章の、何が正しくて何が間違っているのかわからない部分は全部調べます。

ここで注意することが一つ。理解して、試験中に考えて導き出せるものと、暗記するしかないものがあります。考えて導き出せるものは上記の方法でいいんですが、暗記するしかない問題、例えば生薬なんかは、毎日の勉強の最初の15分だったり、昼ごはんを終えて勉強再開するときの最初の15分とかに覚えたいものを赤シートとかを使って頭の中で唱えまくります。語呂合わせもばんばん使っていいです。
暗記するしかないのか、導き出す方法があるのかの見極めが重要です。すべてを暗記するのは不可能なので、できるだけ暗記するものは少なくしようと意識していました。

話を戻しますが、上記のようにわからない部分を勉強します。自分で調べてもわからないものは、先生に聞きます。先生に聞いてもわからないものは「そういうものなんだ」と、暗記するしかないと諦めます。

そして大事なことが一つ。時間は有限なので、理解できている問題はそれ以上掘り下げません。間違っている・わからない部分だけをひたすら勉強していきます。「この過去問でわからない部分はない」というものを、積み上げていくだけですね。青本の問題にしろ、大学の試験の過去問にしろ、問題集にしろ同じです。これだけ勉強しておけば、絶対受かるだろうなんて域に達することは、私程度の頭では不可能なので、わからない・知らない部分を一つずつ潰していくだけです。

これを繰り返していると、スポーツでいうゾーン状態みたいになるんですよね。理解できたから次、これも大丈夫だから次・・・という感じで、学ぶ・知識を得ることが快感になってきます。おそらく問題が解けるようになるという小さい成功を繰り返し体験できるからなんですかね。だから私は勉強は好きじゃないけど、苦ではなかったですね。社会人になってからも、病気や治療に関する自分の知らない知識に触れることが嬉しいと感じていました。

ちょっとした工夫

色んな科目を勉強しないといけないので、病態ばっかりやっていて、衛生に手をつけられていない!ということもあるかと思います。私がやっていたのが、今日は有機を2時間、衛生を3時間、実務を2時間、法規・制度・倫理を2時間のように、完全に時間で分けることです。どんなに有機の調子がよくゾーンに入っていたとしても、時間が来たら絶対に次の教科に移ります。そうすることで、その勢いのまま次の教科に取り組めますし、次にまた有機を勉強するときに、あの続きを知ることができるとわくわくすらしてきます。

ここで一つ。私が1日どのくらい勉強していたかですが、大体10~12時間が多かったです。私の友達や同級生もみんな12時間くらいだったと思います。
あと、もう一つ大事なことがあって、集中できるときに勉強するということです。私は通学の電車内や、授業の合間の10分休憩などは全く集中できないので、そういう時間はほとんど勉強していませんでした。オンオフをはっきりさせる感じですね。あと集中しているときに、スマホをいじったりするのはもちろん控えたほうがいいです。誰かから連絡がきてもスマホをいじる時間は1分以内くらいですね。すぐ、勉強に戻ります。


noteの一つの記事は2500ー3000文字がちょうどいいらしいので、いったんここらへんで終わりにしたいと思います。これからもふと何か思いついたりしたら、投稿していくので、意見や質問・リクエストなどあれば気軽にX(@wanwandog33x)で、連絡いただければと思います。

薬剤師はなったもん勝ちなので、滑り込みでも合格できるよう頑張っていきましょう!

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