SS材、SM材、SN材の名前が覚えられない件
SS材って、一般?建築?構造?だっけか、、と毎回なる。
名前が似てるからいまだにごっちゃになる鋼材の材質の名前を整理したいと思います。
JISで規格されている名前ですが、
・SS 一般構造用圧延鋼材
・SM 溶接構造用圧延鋼材
・SN 建築構造用圧延鋼材
みてもらえればわかる通り、最初の2文字だけが異なり、下の句の「構造用圧延鋼材」は同じです。
上の句の2文字の意味を考えれば、覚えやすくなると思います。
SS 一般
SS材は、建築だけでなく、自動車など広く一般的に使われるため、「一般」となります。
SM 溶接
SM材は、溶接性が求められる造船用(Marine)として開発され、溶接に優れた鋼材のため、「溶接」となります。
SN 建築
SN材は、SSやSM材よりも、新顔(New)です。建築専用として開発されたので、「建築」となります。
まとめ
SS→広く一般的に使われる →一般+構造用圧延鋼材
SM→溶接が多い船用 →溶接+構造用圧延鋼材
SN→建築専用として開発 →建築+構造用圧延鋼材