Autocadでの構造図の描き方♯1

2025年1月25日 09:04

どうも。
構造図の描き方講座とはおこがましいので、練習の記録をしておきます。

描き方といってますが、まずは構造図の種類をまとめてみます。
ざっとまとめると、こんな感じ。順番は会社によって変わったりするので、明確なルールはないと思います。

図面リスト

図面の目次となる１枚を最初に作成します。

国交省から「公共建築工事標準仕様書」が発行されており、建築物の品質確保、施工の合理性を目的として、材料や試験などが標準的な使用がまとめられている。構造に関係する工事について、図面に記載する。

鉄筋コンクリートの配筋や鉄骨の標準的な納まりについて記載したもの。

ボーリング調査位置や土質柱状図を記載して、支持層や基礎底レベルなどの地盤情報を明確にする。

呼び方が違いますが、意匠図で言うところの平面図です。構造図では部材の符号や床レベルなど構造計算に必要な情報を記載します。

こちらも意匠図で言うところの立面図、断面図です。通り芯ごとに作成します。

杭や基礎、柱、梁など図面にある部材の断面情報を記載していきます。

標準図だけでは示せない細かい納まりを記載します。

柱梁の仕口部の詳細や配筋の納まり、継手の情報など詳細情報を記載する。

♯２では、Autocadの初期設定について書こうと思います。