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#8 ワンちゃんの便秘と下痢  オススメケア(実践編)

みなさん、こんにちは☺️
ドッグマッサージセラピストのKAOです🌠
今日は前回に引き続き、“ワンチャンの便秘と下痢”についてお話します!
今日は実践編です✨
オススメのツボやマッサージのやり方についてお伝えします!


①“ワンちゃんの便秘と下痢”にオススメのツボ

今日皆さんにご紹介したいツボは“大腸兪”(だいちょうゆ)というツボです!
早速、愛犬の体を触りながら探してみましょう🎶
ちなみに前回の“腎兪”という免疫力アップのツボを探せた方は、今回の“大腸兪”というツボを見つけるのは簡単かもしれませんよ!

ではまず、“腎兪”を探してみましょう!

13番目の肋骨を見つける

その指を背骨(中央)へスライドする

背骨の真ん中に指が来る

その骨から2つ下へ、指をスライドする

2つ目の骨の両側に指を触れる

『腎兪』

どうでしょうか?“腎兪”は見つかりましたか?

では、本題の“大腸兪”はどこにあるでしょうか?

先程の“腎兪”の指をもう一度背骨の真ん中に戻す

背骨の真ん中に指が来る

その骨から2つ下へ、指をスライドする

両側に指を触れる

『大腸兪』

つまり、13番目の肋骨より2つ下が『腎兪』
『腎兪』よりさらに2つ下が『大腸兪』
と、いうことになります😊

でも実際、言葉で説明されてもわかりませんよね💦
というわけで、いつものように「絵」と「写真」で確認してみましょう!

『腎兪』と『大腸兪』の位置関係(絵)
『腎兪』と『大腸兪』の位置関係(写真)

皆さん、ご自身の愛犬で場所の確認は出来ましたでしょうか?
“腎兪”同様、“大腸兪”『兪』という字が入っているので『大腸』という消化器疾患の不調や痛みなどを『癒す』または『治す』効果があるとされています👏
ここをツボ指圧やマッサージを行うことによって、腸の状態が正常に戻り“便秘”や“下痢”が改善されるというわけです!
ちなみに…
東洋医学のお面白いところの1つに、“便秘”でも“下痢でも”同じツボを使うんですよ〜☝️
ただ指圧をする時、“便秘”と“下痢”では押し方にちょっとした違いがあるので、この後お話しますね!

②マッサージのやり方

では、マッサージのやり方についてお話したいと思います。

①大腸兪を指圧する
→母指または人差し指で指圧する
 ※ここで押し方に違いがあります!
便秘の場合…少し強めに指圧
下痢の場合…軽めに優しく指圧

注:ワンちゃんへ指圧をする際、“お豆腐を押しても潰れない程度”が理想です
潰れない程度の中で圧に強弱をつけてみて下さいね😊


②大腸兪を含む背中全体をくるくると揉む

→大腸兪を含む背中全体を手のひらで優しくくるくると揉んでほぐす


③腰骨の際を線上に揉む
→13肋骨の下にある腰骨の際を母指または四指で線を描くように揉みほぐす
※背骨の際に筋肉が付いているので、筋肉に指が当たるようにやってみてください!

『線を描くように揉む』のもみ方の解説は#6にあるのでよろしければご覧ください☺️



③ワンポイントアドバイス

他にも、下記の絵のように腰や背中周りをさすってあげるのもオススメです🙂

さらに、東洋医学で『お腹』は下記の絵のように3つに分けられます。
そのため、この周辺を『のの字』にマッサージしてあげるのもオススメです😌
よろしければやってみてくださいね☺️


…………………………………………………………………………………………

※上記の内容は『ホームケア』であり予防法としてお話していることをご理解ください。

以上が“ワンちゃんの便秘と下痢”オススメケアになります!

いかがでしたでしょうか? 
飼い主様だからできるケアがあります。
ホームケアで健康と病気予防につとめて、愛犬の体に整いと幸せを届けましょう🐶✨

次回は、“ワンちゃんのダイエット”についてお話したいと思います✨


〜愛犬の体に整いと幸せを〜
KAO


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