歌い継ぐということ～歌声喫茶雷神を始めた理由（わけ）～

2023年5月7日 21:18

歌声喫茶雷神とは？

　秋葉原にある「アニソンDJ-Club雷神」さんで
　・去年のオーナー誕生日祭
　・２０２２→２０２３年跨ぎ
　・雷神１０周年記念
での１コーナーとして行った１時間の企画です。

１時間のコーナー。ただ、普通にDJをするのでは芸がない。
でも、DJスタイルだけでは他の先輩ＤＪ達に比べてできる
事も限られている。そこで、一緒にやる「おが」氏に次の
相談をしました。

「昭和時代に各地にあった歌声喫茶、それのアニクラ版を
　やりたいんだ」と。

昭和の頃、各地にあった「歌声喫茶」、特に新宿には「ともしび」
など大きな歌声喫茶もあった。
歌声喫茶とは、入場時に歌本を購入し、歌声リーダーと呼ばれる
喫茶にいる人を中心に、歌本に書かれている曲を皆で歌い、
喫茶を楽しみながら歌を楽しむそんなスペースでした。

アニソンとか特撮ソングを歌うことは自分が学生時代の頃は
いわゆる「オタク」というレッテルを貼られがちで、
大っぴらに歌うことが出来なかった。

でも、アニメソングや特撮ソング等が段々普通に
歌ってもあまり違和感がなくなるまでになり、
最近では人気の曲はカラオケでも多く歌われている。

そんな中、自分たちと同じく当時歌えなかった歌、
今ではなかなかライブやクラブでかからなくなった
曲を「みんなで合唱すれば気持ちいい体験ができるのではないか？」

そして「歌を歌い継ぐ」ということで、長くその曲が
愛される土壌を作れたらという思いから企画を打診しました。

何もかもが手探りで。期間も２週間程しかありません。
本業の仕事もしながらなので、とりあえずやったことは

・歌う曲の選択
・どこまで歌うかのチョイス（１番／２番／フル）
・歌本の製本

どの年代の人がどのくらいこの企画に興味を持って
もらえるか？それがわからなかったので、自身の
年代に合わせ「９０年代」を中心とした選曲に
その中でも普段ＤＪプレイでやっている文脈を
大事にした選曲とした。

製本については２０部作りましたが、やはり
コストがかかりすぎてしまった。これは次回以降の
反省点として方式を変更しました。

結果としては、多くの人が笑顔で（コロナ中であったので
マスクありでしたが）楽しく歌ってくれてうれしかったです。

オーナーにも大好評で、「またやってね！」と言ってもらえて
急造でもやれてよかったと感じました。

そして、年末、今度はカウントダウンで企画をやってくれないか？
というオファーを頂くことになりますが、それは次回へ・・・

５月１０日に、秋葉原雷神２Ｆで「歌声喫茶雷神」の定例１回目を
実施します。もしよろしければ、遊びに来て、歌いに来て
頂ければ嬉しいです。

歌声リーダー
　・しいな
　・おが
　・Jun_T-Junkiee（ゲスト）

場所：秋葉原雷神２F
日時：５月１０日（水）１９：３０~２２：３０
料金：１，５００円（１D付）

歌う予定楽曲
・ロボットソング
・魔法少女系
・J-POP（２０世紀多め）
リクエストは「#歌声喫茶雷神」でツイートいただければ
出来る限り拾います。歌いたい歌、歌い継ぎたい歌
要望等待っています！