占星術研究ユニット叩き台篇 1概論
1 はじめる前に
提案のところでも記載しましたが 下記の点宜しくお願いします
・当てることを目的としない、読む相手の星を輝かせることを最終目的にする
・意見・提言・感想・疑問点 なんでも書き込み大丈夫(むしろ歓迎)
・いろいろな意見もあるが、ディスりはしない
私からの約束
・叩き台作成者と取りまとめ役としての立場を守ります
・皆様の意見・提言・感想・疑問点などを最大限尊重します
・有料としない
といった感じで進めていきたいと思います
私の希望としては、今回の一連(6回を予定)での目標は
占星術を勉強したいんだけど なかなか入り込めないというかたに
入り込んでいただくのを主たる目標にできたらと思っております
なので既に学ばれている方々には物足りなく感じるかもしれませんが、ご容赦ください(皆様からのリプライを拝見しながら微調整してまいります)
私自身、本格的に勉強し出したのは、今年の7月下旬からなので、ちょっと先行して勉強してみたので、ご一緒にどうすか?みたいなレベルですのでよろしくお願いします。
2 占星術の前提
まず、なんで星を読むの?というところから始めたいと思います。
占星術のテキストや教科書的な初めの方でよく目にする言葉があります
「下なるものは 上なるものの如く 上なるものは 下なるものの如し・・・」
星の配置や運行状況が 地球に暮らしている私たちの 心理と相似しているということを、観察していて発見したのだと思います。
星の配置・運行が 私たちの心理の状況と 似ているという前提があるからこそ 星読みをするということになると思います。
星読みをするということか、その人の心理の動きを読んでいくということになります。
当面の研究課題は 「生まれた時の星の配置」(ネイタルチャート又はバースチャート)を対象としていきたいと思います。
その人の心理と言っても、多くの先生は、絶対そうなるというようには考えてないようです
簡単にいうと、ネイタルチャートは、その人が持っている大まかな筋道であり、環境などによって変わりうるもので、その要素(種)が満開になった時の姿を現すものと考えが主流です。
言い換えれば、必ずそうなる宿命を示しているわけではなく、種が完全にその能力を発揮されたときこんな花が咲くでしょうみたいなスタンスと思います。(環境とか、自身の意識の仕方や程度によって、運命は変わっていく)
3 星読みの構成要素
前置きが長くなりまして、すみません。
早速 始めさせていただきます。
解りやすくするために、かなり細かい点を切り捨てて ザックリとした星を読む上での世界観・イメージとしては、こんな感じというところをまとめてみました。
星を読んでいくのをゲームに例えてみます。
・人の一生を 心理的な成長のゲームだと考える
・登場人物は、基本的には10人でそれぞれ役割(個性)がある
・地上には12のエリアがあり、それぞれテーマが設けられている
・登場人物は、12の地上エリアを旅して、いろいろな経験通じて能力を発揮し・成長していく
・登場人物の旅するスピードは全員違い、登場人物ごとに決まっている
・登場人物の旅する方向は、原則一方向だが、登場人物によっては忘れ物をとりに帰るため逆走することがある
・冒険をしていく地上エリアの上には天の12王国がある。
・地上エリアの境目と天の王国の境目は、若干違う。
・登場人物は、天の12王国の内のどこかの王国の出身である。
・天の12の王国は、それぞれ文化を持っていて、その氣を地上に投影している。登場人物は、その天国からの光線の影響を受ける。
・登場人物同士は、立ち位置の関係(角度)や、浴びている天国光線の種類の関係で、協力関係になったり、敵対関係になったりする
ネイタルチャートを読むとは、上記ゲームの一時点(生まれた時)の、登場人物の配置によって、その後の大まかなストーリーの可能性を探るということになろうかと思います。
で 登場人物=天体 王国=星座(サイン) エリア=ハウス 協力関係・敵対関係=アスペクト
ということになります。
それぞれの細かい点については、次回以降徐々に掘り下げたいと思うのですが、まず今回はざっくりイメージを持つことで、先に進むのが困難にならないようにという目的があります。
上記の言葉(天体・サイン・ハウス・アスペクト)を初めて見る方は無理に覚えなくても大丈夫と思います。そんなものがあるのか程度でいいのではないかと思います。
列挙しただけでは解りにくいと思いますので、図にしてみたいと思います。
まず、ある登場人物が一人いる、一時点を図にするとこんな感じになると思います。
星くんが 自分持ち前のスピードで ある方向に向かって歩いています
星くんは 歩いている場所の 氣(○○座光線)を浴びて影響(服装・喋り方・性格など)を受けています。
星くんが歩いている地上エリアの テーマは○○です
そんなイメージです
それぞれ個性をもった、10人の星くんがいます。
そして、それぞれが それぞれ固有の速度や方向で 冒険の旅を続けています
次に 登場人物の相関関係(説明の都合上マイナーなものはここでは省略させていただきます..)を見てみたいと思います。
星1号くんと星2号くんが います
星1号くんは ○○天国光線を浴びて影響を受けています ○○の氣を帯びています
星2号くんは △△天国光線を浴びて影響を受けています △△の氣を帯びています
○○の氣と△△との氣の相性がよければ 二人は協力関係
○○の氣と△△との氣の相性が悪ければ 二人は敵対関係になります
(よくも悪くもないというか相手にならないというのもありますけど)
(アスペクトのところで掘り下げますが、関係は単純に協力か敵対かというようなかんじではありません。しかしここでは、ざっくり把握することが目的ですので、このような表現になります
もともと同じ天国の光線を浴びていて 協力関係が強いという関係もあります
またアスペクトの回で改めてまとめたいと思いますが、サインの関係だけでなく、星と星との関係、単純に角度だけの関係もあるようです。
第1回目の私が用意させていただいた叩き台は以上です
ご意見・ご感想・ご指摘・ご質問等お待ちしております。
それらを踏まえて「まとめ版」を再度マガジン等に挙げさせていただければと存じます
最後までお読みいただき 有り難うございました。
参考文献リスト
松村潔先生 増補改訂 決定版 最新占星術 学研・完全マスター西洋占星術 説話社他
鏡リュウジ先生 鏡リュウジの占星術の教科書ⅠⅡ 原書房等
石井ゆかり先生 石井ゆかりの星占い教室のノート 実業の日本社等
橋本航征先生 新版真実の占星学 魔女の家BOOKS
ケヴィン・バーグさん 占星術完全ガイド 株式会社フォーテュナ
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