見出し画像

仕事をやめて専業主婦になった時、満たされなかった理由は?

妊娠をきっかけに仕事をやめ、

「明日から働かなくていい!家事をゆっくりやろう、子供が生まれたら子育てもあるし、理想の毎日が過ごせる!」

と思っていましたが..


私に待っていたのは、

・夫に対するストレス
・子育てのストレス
・何かやりがいを感じないモヤモヤ感

でした。


夫は今は在宅勤務がほとんどですが、この頃は、朝家を出て、帰りは接待で遅い日がほとんどでした。

また、夫は夜型で、休日はほぼ昼頃まで寝ていることばかり。

私は、日々の大半を1人で過ごすことになったことを、面食らったのを覚えています。

子供が生まれてからは、うまくいかないことが多く、仕事から帰ってくる夫に話しても、疲れた顔をされるばかり。

時々話を聞いてくれることがあっても、
「じゃあ〜〜すればいいんじゃない?」
とすぐ提案されてしまい、とてもがっかりした気持ちに。

「提案じゃなく、とにかく共感がほしいんだけなのに..」
ということを伝えても、当時は良い話し合いにはならず。

旦那は完全に男性脳というか、問題解決型の思考の人間のため、とにかく育児の悩みについて、共感を得ることができず、日々辛い思いをしました。(これは夫が悪いのではなく、思考の違いなので仕方ないことです..)


子育てに関しては、私は、しっかりやらなくちゃ!と思うタイプだったため、毎日毎日その義務感にかられて過ごしていました。

加えて、子供は野菜は食べないしとても頑固な性格で、毎日心も体もクタクタに。

「子育てって、子供ともっとのんびりと過ごす、お花畑のようなものだと思ってた..」

そんな風に、勝手に抱いていた子育てのイメージとは違うことに、愕然としたのを覚えています。


家事については、自分はもっと好きなのかと思っていましたが、大間違い。

家事をやればやるほど、とにかく義務感ばかりで楽しくない。

料理はもともと好きな方ではありましたが、子供は作っても食べてくれないし、夫はほぼ接待で食べてくるし、孤独な毎日を通じて、家事はどんどん嫌いになっていきました。



そして、次第にこういった思考になっていきます。

「家事育児以外に、何か1人でもくもくと取り組んで、成長を感じられることがしたい。」


不思議と

「誰かとあってたくさん話したい!」

という、人とのつながりを求める方向ではなく、自分1人で何か取り組みたい、という思考でした。


思い返せば、私は小さな頃から、人付き合いは苦手な方です。

小学生の頃、真面目で、クラスでただ1人メガネをかけていたため、

「メガネザル」

とよく言われていました。


校庭を歩いていると、ボールが自分の顔に飛んでくるし、当ててきた子達が集まってきて笑ってくる。

学校から家まで泣いて帰ってくる日がたくさんあった、と母親から聞きました。

中学・高校・大学と、ある程度体裁を保ってきましたが、根底にある心の部分は、自分に自信がなく、人間関係が苦手。

逆に、1人で黙々と何かに取り組み、継続すること、期日までに達成することはとても楽しく、おそらく得意な方だと思います。

中学受験も大学受験も、勉強することは苦ではなく、むしろ楽しい取り組みでした。


振り返りが長くなりましたが、そんなこんなで、育児中の主婦の私は、

「家事育児の隙間時間に、1人でもくもくと取り組める何か」

を探し始めます。






いいなと思ったら応援しよう!