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【SFアイデアノート】空挺ドラゴンズに使えそうな生物学

漫画空挺ドラゴンズ

以前紹介した桑原太矩さんの漫画・『空挺ドラゴンズ』には緻密な世界観で描かれる多種多様な龍が登場する。

この漫画の魅力はその龍が織りなす世界、生態系だ。
そこに使えそうな生物の話を自分なりに妄想してみた。

鯨骨生物群集→龍骨生物群集

深海には死んだ鯨の骨に作り上げられる生態系がある。
その名も「鯨骨生物群集」。
数少ない栄養で生きている深海生物にとっては、鯨の死肉や骨は大きな栄養源になる。これをヒントにした。以下、妄想。

龍がある一定条件下で死ぬと、震臓は機能したまま死ぬという状況が生まれる。すると死んだ龍がふわふわと空に浮いたままの状況が完成する。

空の小動物、それこそ小型龍や鳥や虫が龍の死肉に群がって食べ始める。
死肉がなくなり骨だけになると、龍の骨に含まれる特殊な成分や栄養源を餌にする生物層が空に浮いた龍の骨に生態系を作る。
チューブワームのような生物だとすると、龍骨の姿はまるで毛深い龍のようになる。それがまた世界の言い伝えになって新種の龍と囁かれ始める。
空挺ドラゴンズらしい展開な気がする。


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